和歌山や南大阪で地産地消の家、
地元の自然乾燥された紀州材を
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、安心、安全な家を信念をもって
おこなっている、和秋建設の前田です。
このところ毎年のように建築資材の
値上げが続いています
サッシなどは昨年の6月と9月 10%くらいの
値上げを2回行っています
他にもビニールクロス 住設機器なども値上げが
ありました。
もちろん 木造住宅の木材もウッドショックの
影響を受けて値段は高どまったままのように
感じていますが。
わが社のような中小企業も 大手企業のように
この物価高騰の流れに沿って値上げをし
従業員の賃金も上げて
物価高から守ってあげたいと
努力はしていますが
なかなかバランスをとるのは
難しいものです。
建築資材大手などは 値上げをして
会社自体過去最高益を上げている
ところもあるみたいですが
中小企業は 努力だけでは
いかんともしがたいところがあります
経費を見直す 効率化を図る
協力業者さんと値交渉を行う等々
やるべきことは順番に進めていますが
現状では国は 物価高にも負けず
賃金も上げてやっていけるところだけ
残って採算性の取れない会社は
淘汰されたらいいと思っているように
私は感じています。
また注文住宅の場合 この10年間で
1.4倍くらい値段の上昇していると
いうデーターもあるくらい
もともとの金額が大きいので
家を建てようと考えているクライアントの
皆さんは大変だと考えます
こんな時代なので私は できるだけ家の大きさを
コンパクトにしましょうと
提案しています
実際 平成10年~平成15年くらいを
境に家の延べ面積は年々小さくなってきているみたいです。
家の性能を落とさず 設計の力で
バランスを取りながらコンパクトにしていく
これからもその流れが続くように思われます。
和秋建設としては 少し高くても
御社で建ててもらいたいと
思える家 従業員一同で
付加価値を付けられるようにして
この物価高の世の中を
乗り越えられるようにしなければと
日々考えている前田なのです。