人との出会いは複雑で難しいものですが、知り合って縁ができて人との出会いに喜びを感じることもたくさんあります。
今回は、和秋建設が前の和歌山市寄合町から現在の和歌山市北新戎ノ丁に引っ越ししてきてからの話になります、
心機一転事務所移転してから近所になにがあるかなど散策をしているときに近くの紀和駅という駅の裏を歩いている時に
ノスタルジックな昔ながらの銭湯を見つけて通うようになり、昔ながらの銭湯の癒しに触れながら約一年、休みの時以外ほぼ通わさせていただきました
毎日仕事終わりに行くのが日課で、着替えとシャンプー、リンス、ボディソープ、髭剃りのお風呂セットをいつもプリウスのPHVに積んでいました。
いろんなお客さんのお風呂のなかで知り合いになり、また銭湯を運営しているお母さんも気さくに話してくれて、非常に居心地よく過ごさせてもらいました。
そんなある日突然入口に張り紙が貼ってあり50年間ありがとうございました、今月末で閉店するというお知らせが書いてありました。
お母さんも高齢になってきてたので、もうそろそろ体力的にもきつくなってきたので締め時だという話でした。
残り少ない日々もほぼ毎日通わせてもらいだいぶリフレッシュさせてもらいました。
それから閉店してほどなく解体工事が始まり、広い更地になったなと思っていたころに突然会社に歩いてお母さんが来てくれて
通っている時から私が地元の木材を使って建築業を営んでいる話もしていたので、
小さい平屋を建ててほしいと相談に来てくれたのでした。
それから計画に入りプランを何回も練り直し現在の材料高騰のこともあり予算もオーバーしたのですが
お互いに努力して折り合いを付け来週10日に地鎮祭をする運びになりました。
出会って縁があり、予算的には厳しいですが何とか頑張ってやろうと心に誓いました
一年リフレッシュさせてもらった恩 (夏の暑いときは汗かいたら何回でも汗流しに来たらええよ)と言ってもらったことが
今でもいい思い出になっています。 地鎮祭終了後地盤改良工事から入っていきます。
できるだけ早く完成させてお母さんに長く快適に住んでもらえるように頑張ろうと思っています。
人との出会いに感謝です。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。