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基礎断熱と床断熱

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

断熱の性能の向上が

国の政策にもなっているので

年々建物の断熱性能は上がってきています。

 

断熱の性能の基準を

等級で表すことができます。

断熱性能は現在は1~7の7段階で評価されます。

2025年以降に新築される住宅では、断熱等級4以上が義務化される予定です。

また2030年には等級5が義務化になる予定です

 

等級の数値が大きいほど性能は高くなります。

もちろん性能を上げるとコストもアップします

 

等級7まで上げるには 現状の断熱材+負荷断熱を

しなければなりません

 

また同じ性能の数値でも 床断熱と基礎断熱では

人間が感じる床の表面温度が違ってくるように私は思います

床断熱の写真です

床の下に断熱材を敷きこみます

床下は 外気と同じようになります

基礎断熱の基礎の写真です

床下は外気と遮断されるので

床下も室内と同じ扱いになります。

そのため白蟻の防蟻処理も薬剤を使わない

JOTOの基礎断熱工法を行っています

 

このJOTOの基礎断熱工法は京都大学の研究チームと

共同実験で開発した工法になります

できてから8年くらい経ちますが

メーカー調べでは

和歌山で採用の実績No1は

当社になるとの報告も聞きました

 

何より基礎断熱をすることで

床下エアコンの採用と

太陽の熱を利用する 陽のまどの良さが

伝わると思います

 

また数値では推し量れない

頭寒足熱が実現でき

(室温と床の表面温度の差が少ないほど

人間は不快感を感じない)

室内環境を実現できます。

 

また問題視されている冬場のヒートショック対策として

部屋と部屋の温度差のない温熱環境をつくることも

たやすくなります。

 

コスト 費用対効果など

説明して採用しています

この和歌山でももっと認知され

普及していったら良いと

考えている基礎断熱なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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