和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
仕事の方も本日と明日事務所の掃除を
して今年は終わりになります
12月30日~1月4日まで休みになり
新年は1月5日から営業になります。
今年1年ありがとうございました。
本日の話は支払いの話になります。
和秋建設では、大工さんは月末に
現金で支払うようにしています。
またそれ以外の業者さんには
翌月に振込にて支払っています。
毎月の支払いと同時に来月分の請求書を
チェックして翌月の支払いの段取りを
つけて月末を迎えるようにしています。
支払日が日曜日や土曜日だとしたら
後ろに行くのではなく前に持ってきて
土日前の金曜日に振り込むようにしています。
なぜそのようになったかというと
自分が会社を立ち上げた時に
保証協会で新規開業資金を借りていたのですが
新築の現場が3件重なり 資金がたりなくなるかなと思い、
金融機関に融資の申し込みをした時に
会社を起こしてすぐなので貸せませんと
言われたました。
その金融機関に住宅ローンを組んでもらって
工事契約書を持って行っても貸してもらえませんでした。
1年くらい経ったら貸せるようになります
と言われました。
まだ商売を始めたばかりだったので
工事金額が上位の業者さんに6社くらいに
集まってもらい
最悪、施主様から入金後の支払いになっても
良いですかと頭を下げお願いしたのを
今でも忘れません
業者の皆さんは、今まで世話になっているし
会社起こしてすぐにはお金を借りるのは難しいと
いってくれ、施主様からいただいてから
でいいよ、まつよと皆さん言ってくれました
そんな出来事があったので、何とか施主様に
前渡金や中間金を事情を説明していただくことができて
今まで一回も待ってもらうことなく
支払いを続けていく事ができました。
待ってくれると言ってくれたことが
きっちり支払う原動力になってきました。
今月の 大工さんの手間も支払い
従業員さんの給料も振込も完了して
来月は結構支払いがありますが
段取りをつけたので
安心して年を越すことができます
今後もきっちり資金繰りを行い
支払いを続けていく事が
経営者のしごとだと思っています。
従業員の皆さん 協力業者の皆さんに
安心して来年も仕事してもらえるように
新しい年を迎えるのにあたり
昔の話を思い出し、あの時はつらかったな
と思いかえす前田です。
(今では金融機関は十二分お金を貸してくれえうように
なりました)
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。