海南で工事を進めていた古民家再生工事ですが
話し合いをしながらの工事だったので
思ったより工期がかかりましたが 完成を迎えることができました
今回は屋根の吹き替えはしませんでしたが
瓦の割れの交換 ずれている所の点検 雨仕舞いをするための
漆喰を回る作業も再生工事の中でおこないました。
またかなり傷んでいる所もあり
見積もり当初は さわらないで行こうという所も
工事が進むにつれて やっぱりここは何とか手を加えましょうと
いう話もあったりもしました。
サッシの交換にも力を入れ 離れのゲストルームは 奈良まで一緒に
見にいったタミヤのヘーベシーベ(引違窓)の木窓を2カ所施工させて
いただきました。
母屋の方は YKKのエピソードNEOで複層ガラス+LOWeガラスで
施工しました。雨戸をもともとついていた雨戸を使うということだったので
木製の敷居と鴨居を サッシの前に新設して出して
戸袋自身もいったん解体して 前に少し出す工夫をして対応させてもらいました
予算の問題もあり母屋は アルミサッシで行きましたが
そこはバランスを取りながら 話し合いを密にしながら進めました。
長きにわたって 使われてきた 古民家です
工事が終わり いったん離れますが
今後も 住み継がれていくことを切に望んでいます。
離れは 外観ほとんどさわりましたので
きれいになって訪問してくれる人を迎えくれます。
瓦も漆喰も新しくなり 母屋のサッシも変わりました
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。