本日、和歌山市和田の現場と中之島の現場の地鎮祭を午前と午後で二部制で行わせて頂きました。
いつも大体地鎮祭は午前中行うことが多いのですが、施主様のご希望で、本日地鎮祭を行うにあたって良い日なのと午後からでもいいと仰って頂いたので、お昼から行わせて頂きました。
地鎮祭を行う日はいつも写真の本で暦を見て良い日かどうか確認しています。
(毎年年末に翌年の暦を買っていつも新年を迎えるようにしています。)
大安や友引だから良い日かというのではなく他の暦の中段や選日、二十八宿吉凶なども見て決めるように
しています。特に大安であっても、三隣亡や不成就日の日は施主様には説明して回避するようにしています。
私自身も専門家ではないので一般的な話でと説明しお話させてもらっています。施主様によっては専門家の人に見てもらったりも
される場合もあります。また本日は大安 ひらく 畢(ひつ)で月の内の上位に入る良い日だと思います。
また宮司様をお迎えするにあたり、建設予定地の氏神様である神社に来て頂くことにしています。
最近では、会社によって神社を決めてどこの地域であっても決まったところに頼んだりする場合もあるみたいですが、
建築される場所で同じ地域に住む人々がもともと信仰していた神道の神様のこと、地元の土地を守る神様のことを氏神(うじがみ)と言います。
その為、氏神様に頼むように心がけています。また神社によって玉串料の値段も違ったり、お供え物もご準備してくれるのかな、など
こちらから確認とって施主様にお伝えるようにしています。
和歌山の場合和歌山県神社庁と打てばホームページがあり、神社を調べればその土地の地域が氏子かどうか書いてあるので
これを見て調べるのもいいと思います。
時代の流れで地鎮祭をやらない場合もあります。自分達でお酒で土地を清めますという方もいます。
時代が変わり地鎮祭も多様化しています。最終的には施主様が納得したうえで決めて着工することだと思っています
大切なのは先祖を敬う気持ち、その気持ちがあれば氏神様に来てもらう意味も分かると思っています。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。