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10年後の家

朝はまだ寒いですが、日中はあたたかくなりつつあります。

お引渡しが続き、ほっとするのと少し寂しい気持ちも感じながら、新しい生活楽しんでもらえているかなと想像する日々です。

お引渡し直前に撮影もしてもらいました。
アルバムにしてお渡しします。

土地探しからのお付き合いとなると長くなることが多いのですが、今日お引渡しのお施主さまともとても長くなりました。
見学会にきていただき、再会してから土地探しを重ね、希望の土地が見つかり、家づくりをしてきました。

明日から新しい家での暮らしが始まります。

お引渡しをしても家は住んでみてわかること、感じることが多いです。
メンテナンスや定期点検などでこれからもお付き合いは続いていきます。

今朝テレビで10年後の近未来の家という特集をしていました。
コロナ禍で暮らしが劇的変わると共に暮らし方が変わったと思います。

 

玄関ドアが自動で開く(リモコンで)
部屋のドアも自動で開く
玄関入ってすぐに手洗い場
外から戻った時のコートやかばんなどの除菌ブース
在宅ワークの増加による家でのスペースの確保
宅配の増加によるスペース確保、宅配ボックス届いた荷物をロボットが運ぶ
ドローンが荷物を届けてくれるスペース
家に居ながらしてアウトドアが楽しめるスペース

10年前にもあったものもあるとおもいますが広く一般的ではなかったことかもしれません。
少なくともドローンが荷物を届けてくれる
届いた荷物をロボットが運ぶ
みたいな発想はなかったと思います。

 

時代がどんどん進化して便利なものがたくさんでてきて
住宅設備や電化製品なども進化がすごいです。

便利になって今まで当たり前だったことが当たり前でなくなっていきます。
例えば物干しスペース
洗濯機が良くなって乾燥までおわるので洗濯を干すということがなくなります。
「花粉症などで年中外干ししないです。」
「共働きなので出したり入れたりがあまりできないので」
と室内に物干しスペースを取る方が多くなっていましたがそのスペースすらいらなくなりつつあります。

私世代では「おひさまにあてたい」「天気予報を確認し忘れて外干ししたのに雨が降ってがっかり」というのが当たり前でしたがそれも古い考えになるのかもしれません。

設備は変わっていきますが、まだ人は家に住みます。
住むからには安全・安心は最優先事項です。毎日暮らす場所なので快適で気持ちのいい素材を使いたい。
設備に頼りすぎずに日差しをコントロールしたり季節に応じた使い方のできる家を住む人の想いやライフスタイルに合わせて作ることが大切です。

家は長く住む前提です。
家族の形も変わりライフスタイルも変わります。
いろんな可能性を考えながらも柔軟に対応しつつ大事なことは変えない。

そんな家づくりを続けていきたいです。

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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