和秋建設の前田です。つい最近まで暑い暑いといいながら
仕事をしていましたがこの頃は朝夕めっきり寒く感じるようになってきました。
もう少しでジャンバーもいるなと思っています。
季節の変わり目で朝の通勤時自分の肌で寒いと感じる季節感、
この場合は体で感じる季節感になります、また事務所の前に植えられている
イチョウの並木道を見て視覚的に感じる季節感も優しくていいものだなと
見ながら感じられるようになってきました。
(年齢を経たのでこの頃そう感じるのかなと思ったりしますが)
会社の前の歩道、車の中央分離帯、反対側の歩道と近隣はイチョウの木だらけです。
またイチョウの葉も夏の緑色から冬にかけて黄色く染まり私の会社の前のイチョウの
木の葉は年末頃にすべて落ちてなくなります。
葉が落ちてしまったらお正月になると毎年感じています。
会社前の歩道は和歌山市が条例で定めた特定美観地域になります
これから年末にかけて葉っぱの掃除になってしまいます。
毎年大変な思いで清掃しています。
場所によっては黄色のじゅうたんのようになります。
またイチョウの木にはオスとメスがありギンナンがなるのは雌の木だけで
今の季節ギンナンが落ちて強烈な匂いを発して道を通るたびに
ものすごい悪臭だとは思いますがこのにおいを嗅ぐと
季節が秋めいてきたと感じることもできます
これだけ悪臭を出すのに美観地区ってどうなんだろうと思ったりもしますが
肌で感じる 見て感じる 匂いで感じる季節感
こんな感じ方ができたら悪臭も清掃もふぃくめて手間もかかりますが、優しい気持ちになれます。
いろんな感じ方ができるのが人間という生物なのだと思います。
仕事の建築にあてはめると、同じ家でも住む人が違えば、寒い家や暑い家の感じ方が大きく違ってきます
性能の話だけすれば、高気密、高断熱、の家に振っていけば解決できそうに思ったりもしますが
人間の感じる感性、肌で感じる、見て感じる、匂いで感じる、いろんな季節感の感じ方が
あるように家においても性能だけで推し量れない優しい気持ちになるような
ほっとする家をつくりたいと思っています。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。