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いくらになるのか不安

和秋建設の前田です。和歌山県岩出市で計画中の平屋の家ですが

打合せも順調に進み、見積りも提示させて頂きました。

来月中頃からの着工予定で進んでいます。

その施主様からキッチンをパナソニックからクリナップに変更したいと

連絡を頂きました。

こちらとしたら値段の差額を出さないといけないので、ショールームに一緒に

行ってもらい施主様がいいと思うグレードの機器をつけた見積りをお願いしました。

 

 

私がいつも見積りをしているので、同じメーカーのキッチンでも

定価からいくら値引きしてくれるかグレードによってまちまちなのは

わかっていますが、一般の施主様は良い機器選んだのはいいけれど

定価で250万くらいのキッチンが一体いくらぐらいになって入ってくるのかが

わからないので機器選びやキッチンの扉のグレードを決める時に

不安になるといわれました。

 

特にこの頃

IHなどは定価で40万超える機種も出てきています。

できるだけ早く差額の提示を出したり口頭でいくらくらいアップするかを

きっちり説明できればいいのですが、

どんなキッチンをつけるか決めてからでないときっちりした

金額は提示することができません。

 

また同じように土地を買ってその土地が地盤改良がいるかいらないのかも

見た目ではわからないところです。

そこでサウンディング試験という地盤調査をして結果を見てから

改良工事がいるかいらないか判断します。

 

同じ本数の柱状改良工事だとしても地盤の支持層の深さに

よっては値段も大きく変わってきます。

キッチンや地盤調査の結果を反映した見積りを提出したときに

思っていた金額より安かった、もっといると思っていた。

見せてもらうまでずっと不安だったとお話してくれました。

 

私自身いつもやっていることなので大体これぐらいだなとわかりますが

やはり一般の施主様はわからない不安に駆られているのだなと改めて

考えさせられました。

 

どうすればもっとわかりやすくできるか、施主様の不安を払拭できるか

自問自答しても明確な答えもでません。

 

言えることは思っている以上に一般の施主様はわからないことだらけで

家づくりに不安を持っているのだと改めて感じさせて頂きました。

少しでもわかりやすく説明して不安になったらいつでも相談してください

とお伝えしています。相談していただいて説明している中、

私は相手側にわかってもらえてると思っていながらも、

専門的な話も入ってくるのでどれだけ伝わっているのか

不安にさせていないか心配になります。

自問自答しながら真面目に誠実に対応していくしかないのかな

と思う今日この頃です。

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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