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基礎工事1

和秋建設の前田です。

同じ時期に始めたメンバーのブログを

読ませてもらうときに、皆さん上手に書いてあるので

日々感心しています。

写真やイラストを転写して読んで下さる方にわかりやすく

工夫されているなと感じ、私もそんなことができるようになれたら

いいなと思います。

他のメンバーさんと比べて自分の文才のなさを

改めて思いしらされています。せめて誤字がないようにと気をつけて

読み返しながらアップしているのですが

いくつか間違いの繰り返しで

こころ苦しく思っています。

文才と言っても人それぞれセンスもあると思いますが

「やり続けていればうまくなるよ」と裕治郎さん(ブログの先生)が

おっしゃってくれていました。長い目で見てほしいと節に願っているところであります。

 

今回の話は基礎工事です。

家を建てる時には必ず必要な工事になります。

大事なことはコンクリート強度と鉄筋材料です。

一般の人は基礎の工事は単に鉄筋を組んで

コンクリートを流し込んで完成と思われているかと

思いますが、私も建築に携わっていなければこのぐらいの事としか

わからなかったと思います。

そこで鉄筋の材料ですが、建物の規模、構造によって構造計算をします。

それにより鉄筋の径、縦筋、横筋の組立間隔を

決めています。鉄筋を溶接で工場組立をして、ユニットとして施工する方法もありますが

弊社では、現場で1本ずつ組立、施工しています。

施工にあたっては、設計図通り施工されているかをチェックしています。

コーナー部、T型部、開口部等の補強筋が、ワンサイズアップしているか、

縦筋の上部にはフックがとられているか

(コンクリートと型枠の間のかぶり厚を確保するために

フックを45度曲げます。)

 

また鉄筋の重ね継手部、コーナー部、T部の定着がとれているか(基本的には直径の40倍以上)

等々、現場監督が確認しています。

 

またスラブ、コンクリートの打設時には多くの職人さん達が

鉄筋の上を歩くことになります。

鉄筋の交差部は結束線で結束していますが

切れて外れてしまう場合もある為、

和秋建設では鉄筋の交差部はすべて

結束してもらうようにしています。

初めのうちは一つとばして結束するのが

一般的なので職人さんには嫌がられましたが

理由を説明して、今では当たり前の施工方法として仕事をしてもらっています。

そして、それにより近所の人達、何より施主様も見に来られた時、きれいに

施工されているという印象も大事な事だと思っています。

瑕疵担保保険の検査員の方、また設計士の人達もいつもきれいに組んでいますね。

とおっしゃってくれています。そして、それを職人さん達に伝える事で

より一層の施工上達に励んでくれています。

会社によって、様々な施工方法があるかと思いますが、何よりも

建築工事における重要な基礎における鉄筋工事について

お伝えさせて頂きました。

こちらが瑕疵担保の保険の検査を受けている写真です。

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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