和歌山や南大阪で地産地消の家、
地元の自然乾燥された紀州材を
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、安心、安全な家を信念をもって
おこなっている、和秋建設の前田です。
米の価格が上がり続けています
日本人の主食のお米
新しく農林水産大臣になった小泉さん
備蓄米の店頭価格を5キロ2000円になるように
随意契約の売り渡し価格を設定する考えを明らかにした
というニュースが流れていました
なんでこんなにコメの値段が上がったかは
流通の問題なのか
JAから多額の政治献金をもらっている
農林関係の族議員が悪いのか
農林水産省の役人の人たちの
方針が悪いのか
私などの素人には
わかることはありませんが
ひとつ言えることは
米をつくる農業従事者の人たちが
かなり高齢化していて
平均で67,8歳くらいになっているみたいです
減反政策を長きにわたりやってきたので
高齢化の問題や 米の生産を中止したところを
もう一度水田にするのは
簡単にはいかないみたいなので
あと10年もすれば米をつくる人たちも
廃業したりして
商売的に成り立たないような米つくりを
次世代に引き継ぐことは
そう簡単なことではないように感じます。
同じように私たちの建設業界
木造の家を建てるために使う
木材も同じように
林業従事者の高齢化が進んでします
林業の高齢化率は(65歳以上の割合)は
25%で全産業の15%に比べて
高い水準になっています。
木材も値段が安い外国の木材に押され
国産材の消費量も減り続け 値段の下がり
近年は合板の材料やバイオマスの燃料の
チップの需要も少しずつ上がってきていますが
まだまだ外材の比率が高いのが現実です
そのおかげで農業と同じように
国内の林業も衰退しすぎて
新たに国産材をもっと使おうとしても
山側や製材側がそこまで
対応できるかというと
到底できるレベルではないところまで
来ているように感じています
自国で 米や木材など自給して消費できればいいのですが
地産地消の考えのもと 生産者にも利益が出て
地域で経済を回すことが
一番いいことではないのかなと
そんな日本になってほしいと
考えている前田なのでした。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。