ブログ

廃業の話

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

後継者問題、人手不足や資材高騰 人口減少

様々な問題が私が属する建設業含め

色々な産業に問題を起こしている昨今です

 

そのために倒産や廃業が多くなっていると

聞きます

近年、日本においては休廃業、

解散件数が倒産件数よりも大幅に多い傾向にあります。

特に、2020年以降、休廃業・解散件数は過去最高を記録し続けており、

倒産件数よりも増加率が高い状況です。

 

倒産と廃業は企業活動を終了することは同じですが

廃業は経営者が自ら事業を終了することを指します

債務超過などの問題もなくても行うことができます

倒産は債務超過や支払い不能など経営が悪化して

事業継続が困難になった場合に起こります

ですので閉めるのは同じですが廃業と倒産では

大きな違いがあります

 

昨日 知り合いの同業者の方から相談があるというので

話を聞きに行ってきました

創業60年以上 3代目の社長です

高齢のためと跡取りがいないため

廃業するという話でした

 

廃業するにあたり 今までのお客さん(固定客)が

あるのでメンテナンス等あれば引き継いでもいらえないかという

話でした

 

おかげさまでまだ私は61歳

このまま元気であれば あと10年は仕事できると思っています

私の息子が昨年から会社に

戻ってきて働いてくれています

 

親の背中を見てきたからなのか

わかりませんが

高校から大学に行くときに

建築の大学に行くと言ってくれたこと

当時うれしかったと記憶しています。

 

その後 社会にでて

大手の会社にお勤めしていました

期間は4年程になりますが 他の会社の中に入り

大きな企業の中でもまれてきたことは

よかったのでないのかなと思っています。

 

2代目は普通に仕事をしていても

批判的な評価をされることも少しながらあります

仕方ないことだと思いますが

それを乗り越えてこそ

しっかりした跡取りになるのだと

思っています。

 

今回この会社の廃業の話を聞いて

色々考えさせられた前田なのでした

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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