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大阪万博大屋根リング

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

大阪万博が開催されてから早いもので約一か月が経つみたいです

私も6月18日に和歌山駅から万博会場までバスに乗って

連れて行ってもらえるものに申し込んでいます

まずは大屋根リングを見たいと思っています

 

お客さんの入場者が想定していた数より

少ないみたいだと

ニュースで流れていました

 

大屋根リングが万博終了後

どのような形で利用されるのかを

検討しているニュースが昨日流れていました

建設費が350憶もかかっている建物です

どのように保存されるか また再利用されるのか

非常に興味のあるところです

 

私自身建築関係の人間なので

大屋根リングに関して考えることは

皆さんとは少し感覚が違うかもしれません

 

木材の約7割は日本産の杉、桧、約3割は外国産の欧州アカマツが

使用されていると言われていますが

関係者に聞いた中で 国産材の使われている割合は

5割くらいだという話もありました

 

自分の目で実際どうなのかも確認したい気持ちもあるので

行くことに決めています

 

国産材を日頃使っている私としては

日本の国が威信をかけて行う万博

意地でも全て国産材で作りあげてほしかったなと思います

 

工期的な問題だったのか

なにか外材を使わなければいけない理由があったのかは

わかりませんが

日本の万博 全国の木材 無垢でそろえるのは

無理があることはわかるのですが同じように集成材を使ってでも

国産の材で作ってほしかったと考えています

 

ニュースで流れていたように

万博が終わったあと一部残すのか

再利用されるのかいまだ決まっていないみたいですが

最終解体されバイオマス燃料のチップにされるのだけは

350憶もかけて作ったものです

それだけは勘弁してほしいと願っています。

 

残しても風雨にさらされる場所なので

木材に定期的に外部用の保護塗料を塗らないと

長持ちしないと思います

 

やっぱり国産材で作ってほしかったと

ずっと思い続けている前田なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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