和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
皆様明けましておめでとうございます
2024年も本日からスタートです。
2023年もあわただしい一年でした
本日も会社でいろいろなことを考え
このブログを書いています。
今年一年は 今まで以上に
建築の勉強をして
建築バカになる一年にしたいと
思っています。
地元の自然乾燥された紀州材を
大工さんの手刻みで建てる
昔は皆さんそうして
近くの山の木を使って
家を建てていたのですが
戦後外国からたくさんの外国の木が入ってきて
プレカットが主流になり
合理化の為 ホワイトウッドの集成材や
簡単に出来る方法が
合理化の名のもと 作り手側の都合で
家づくリが行われてきました。
技術屋として 良いものはいい
私はこうしたいという思想のもと
合理化よりも 手間暇かかるけれど
家としてどっちがいいのか突き詰めなければ
いけないことだと思っています。
断熱性能や耐震性能もどこまで
するのがバランスがとれている
落としどころなのか
考えると 奥が深い話になってきますが
建築に携わり 40年
私が育つと同じように
家造りも変わってきました
特に断熱に関しては
国も本気の様で
2025年 断熱等級4の義務化
2030年 断熱等級5の義務化の予定です。
断熱に関しては 和秋建設では等級6を目指して
おこなっています。
単なる等級6だけではなく 気密性や換気もセットで考えなければ
いくら性能が高くても
意味のないことにもなってしまいます。
(真冬にダウンジャケットを着て下は半ズボンみたいな)
家になってしまいます。
木の家のこと 大工さんの手仕事
本質を見極め
建築バカがいる工務店の親父に
なりたいと今年一年邁進しようと思ってます。
昨年設備投資した 自社の手刻み場を
出来るだけ活用して
自然乾燥も太陽熱を利用した
乾燥場も今年の7月には完成するので
合わせて
もう一段 紀州材の普及と
地域資源で地域の経済を回すやり方を
自分じゃなきゃ誰がやる
精神で おこなっていきたいと
新年を迎えて
決意している前田なのでした。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。