ブログ

今年も一年ありがとうございました

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

あっという間に一年が終わろうとしています

振り返れば今年一年建設業界は

非常厳しく苦しい一年だったと思います

 

材料の高騰 人手不足 ウッドショック等々

値段の上がり方が結構きつかったです

 

家を建てる人は大変だなと改めて考えさせられた

一年でした

大手ハウスメーカーなどは6年前に3800万で

売っていた家が今同じ建物で4800万かかる

という話も聞きます。

 

坪単価も150万という話もハウスメーカーに

行ってきた人に聞いたこともあります

 

私も25年前に家を建てましたが

自分で施工したこともあり

45坪の家を総工費2600万で建てたことを

覚えています。

 

今ではハウスメーカーでもいい仕様にすると

坪150万だと30坪で4500万かかる計算になります。

 

さすがに総額がここまで上がると

ローンの月々の返済比率で引っ掛かり

ローンの融資が下りない人もいる

話もうなずけます。

 

来年は 家自体は高性能で

家を出来るだけコンパクトにして

提案できるようにしていこうと

考えています。

 

高性能化で 光熱費は間違いなく落とせるように

なりますし 住んでいる間の快適性がかなり違ってくると

思います

また耐震性能も 30年以内に来ると言われる

地震に対して 耐震等級3を取り制震ダンパーをつけることは

地震に対しても安心感が違ってきます。

 

家族四人コンパクトな家にすれば

例えば28坪の家であれば

断熱等級6耐震等級3+制震ダンパー

家に使う木材は自然乾燥された和歌山の紀州材を使い

大工さんの手刻みで

基礎断熱 床下エアコン

太陽熱を利用したびおソーラーを設置しても

ハウスメーカーの坪単価より

安く建てることができます。

 

 

ハウスメーカーなどはTVコマーシャルもやっていて

住宅展示場にモデルハウスを建てています

そこにいる人たちの人件費もかかります

それらすべての費用が

これから建てる人たちの建築費に

費用がのってきていることは

間違いないことだと思います。

 

私たち地場の工務店は

TVコマーシャルも打てることもなく

住宅展示場にも出店していません

(する気もないですが)

 

地道に家造りをインスタやフェイスブック

またずっと続けているブログで情報発信して

また建てさせていただいた施主様のご厚意で

開催させてもらっている完成見学会にきてもらい

木の家のすばらしさに共感してもらいながら

家造りを行っています。

 

今年以上に来年は

地場の工務店ができる

地道な情報発信

家の中の空気が美味しいと

感じられるような家造り

値段が高騰している

為のコンパクトな家造り

 

和秋建設だからこそできる

家造りを来年はもう一段深めていきたいと

感じている前田なのでした。

今年も一年皆様ありがとうございました

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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