和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
関西ダービー 阪神がオリックスに勝って
日本一になりました。
関西人なので どちらも応援していたので
阪神の38年ぶりの優勝で幕を閉じた
今回の日本シリーズ
シーズン中野球の中継をあまり見ない
私でも 見ている人をワクワクさせる
接戦になっていたので
TVを見ているのが楽しかったです。
今回の話は 平成元年と比べてという話です
物価の高騰で 建築関係の資材の値段が
上がってきています。
この間も とあるキッチンメーカーの値上げのお知らせが
届いていました
約20%くらい値上がりするというお知らせでした
平成元年に仕事をした現場
今回規模は少し違うけれど 見積をしていて
平成元年の時と比べながら確認してやっていますが
なかなかどうして こんなにも見積が違ってくるのかと
考え込んでしまいます。
なんでこんなに高いんとつぶやいてしまいます。
昨年も値上げが続く中
材料の価格高騰を契約した後の分は価格転嫁できず
会社で被っていた過去があります。
非常に苦しかったですが
何とか打破しようと
価格交渉もして やっていますが
上がり方のスピード
上がり方の範囲の広さ
全てに驚かされます。
メーカーなどは 価格を上げても
そこからしか買えないものもあるので
色んなニュースで 建築関係の資材を作っている
会社が過去最高益を上げているという
ニュースを見るとため息ばかりついてしまいます。
出来ることは 真面目に見積をして
値段交渉も行い
会社の経費も抑えられるところは
抑え 高い値段になりますが
胸を張って出せる見積を
だす以外ないのかなと思っています。
これだけいろんなものが値上げしてくると
家を建つ人がどれだけいてくれるのかも
心配になってきます。
メーカーみたいに強気になれればいいのですが
中小企業の努力を超える
値段の上がり方です。
でも 話をして協力してもらう交渉は
しないわけには行けません
来年も高止まりのまま
さらなる値上げを言ってくるところも
あると思っています。
真面目にやる以外 魔法は使えないので
無いのかなとここ数年出来事に
頭の痛い前田なのでした。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。