和歌山や南大阪で地産地消の家、
地元の自然乾燥された紀州材を
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、安心、安全な家を信念をもって
おこなっている、和秋建設の前田です。
建築費が高騰しています
ナフサショック以降 建築資材の高騰は
仕事をしている立場の人間としても
予想を超えて上がっている感覚です
家の総額の値段
資材の高騰だけではなく 人手不足
週休2日制の導入などの固定費の実質上昇など
複合的な要素で上がってきていると
考えますが
それ以上に 新築の住宅の高性能化していることも
価格が上がっている要因になっていると思います
熊本の地震のニュースの映像が流れるたびに
家の耐震性などの性能のことがクローズアップ
されています
耐震等級とは1~3の3段階に分かれています
耐震等級1
- 基準: 建築基準法が定める最低限の耐震性能
- 強さ: 震度6強〜7程度の大地震で倒壊・崩壊しない
- 特徴: 大きな地震の後に大規模な修繕や建て替えが必要になる可能性があります
耐震等級2
- 基準: 等級1の1.25倍の耐震強度
- 強さ: 長期優良住宅の認定要件や学校・病院などの避難所と同等の基準
- 特徴: 等級1よりも高い安全性を持ち 災害時の避難場所としても使われるレベル
耐震等級3
- 基準: 等級1の1.5倍の耐震強度(最高等級)
- 強さ: 警察署や消防署など、復興の拠点となる建物と同じ水準
- 特徴: 熊本地震などの大地震でも倒壊を免れ 地震後もそのまま住み続けられる可能性が高い 地震保険料の割引(最大50%オフ)などの経済的メリットもあります
これだけを見ると耐震等級3にしたいと思うのが
自然だと考えられます
和秋建設では新築は耐震等級3+制震ダンパーを設置するように
しています
断熱も等級は4,5,6,7と別れています
等級は7が一番いいのですが
和秋建設では費用対効果を考え
新築は標準で6で施工させていただいています
新築の流れはそうなのですが
古民家再生の工事や 中古住宅のリノベの場合
耐震等級3や断熱等級6まで上げることが
できない場合も出てきます
住む人の考え方にもよりますが
どうしても住み継ぎたいと思う中で
性能をそこまで上げることができない
話し合いをするたびに
新築の考え方と違った方向になることが
自分自身でも自問自答してしまうことが
あります
古い建物 大切に使って 住み継ぎたい
100%今の基準に合わなくても
大切に使いたいと思う気持ちも
大事なことだと考えられるように
なってきました
すぐ解体して 建て替える
話は早いですが
その建物の状態を判断できる
力も身につけないといけません
たぶんこれからは新築が減っていく中で
中古物件を改修する仕事も増えてくると
思っています
また地場の工務店としては
取り組んでいかなかければいけない課題だとも
考えています
新築の価格高騰で
土地から行くと5000万以上になってきている現在
もうひとつの選択肢で
大切に使われてきた 質のいい中古住宅+リノベで
値段を抑えた家づくりも
もうひとつの選択肢になってくるのでは
ないのかなと考えている前田なのでした。


昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。
