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断る勇気

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

今朝のニュースでイスラエルの首相が

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織

ハマスとの停戦はないと断言したというニュースが

流れていました。

 

すでに地上作戦も始まっているみたいで

イスラエル側は地上作戦を拡大していくと表明もしています。

 

もう止めることは難しく、行くところまで行こうとしてるのだろうと

考えますが、今もガザ地区にはたくさんの民間人が生活していて

十分な食料や燃料も届いていない状況で、

なんの罪もない子供たちが犠牲になっていく

映像が流れるのを見ると、胸が締め付けられます。

 

和歌山のおっさんが何を言っても

変わらないと思いますが、

我が国日本、戦争の悲惨さを十分体験した国の

リーダーが国際社会に強く訴えることもしないことに

少し悲しさを感じています。

 

さて、本日は断る勇気の話になります。

何度もこのブログで書かせて頂いてますが、

建築関係の材料高騰や人手不足、

また人口減少による影響で

新築の着工件数も目に見えて減ってきています。

 

今回、新築の仕事を紹介してもらい

見積を依頼されていましたが

現在進めている現場や、

これから着工する予定の現場のことも考えた末、

今まであまり断ったことはなかったのですが・・・

 

明日からは、阪南市でカラオケCLUB DAMの工事が始まります。

オープンの日が決まっているのと、

限られている工事期間の中では

なかなか大変な工事になりそうです。

大小合わせて、22部屋をつくらないといけません。

かなりの大型の店舗の工事が始まります。

元々あった建物の天井、壁、床すべて

一旦撤去してから始めます。

 

住宅も今工事を行っている以外に

3件来年に着工する予定もあります。

 

現状でのスタッフの負担も考えながら、

請けたときのデメリットも考え、

施主様にも工期のことでご迷惑かけるリスクの可能性が

高いことも考えて

今回お断りすることになりました。

 

紹介してくれた方のところにも足を運び

事情を説明して昨日謝ってきました。

 

今まで仕事を断ることは基本していなかった

私ですが今回断る勇気を持つことも

大切な事だと感じました。

 

仕事が少なくなっている昨今、

贅沢な話ですが

了解を得られて

少し精神的に楽になった

前田でした。

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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