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無垢と塩ビシート

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

今朝、早く起きて

ラグビーワールドカップの

サモア戦の結果を見ました。

 

世界ランクでは格上のサモア戦、

後半は大分、追い上げられましたが

28対22で何とか逃げ切り

日本が勝利しました。

 

1次リーグ最終戦となる10月8日にアルゼンチンと対戦します。

2大会連続、決勝トーナメント進出へ向けて前進です。

 

勝利したサモア戦のTV放送は早朝で見れず、

次のアルゼンチン戦はTV放送が

夜の20時開始なので

今回はTVの前で応援しようと

思っています。

 

昨日から、東岸和田の現場の

床のフローリング施工が始まりました。

紀州材の杉の自然乾燥された

厚さ30mmのフローリングです。

 

大工さんがいったん材料をより分けて

玄関ホールからLDKに良いものを、

2階は少し節があるものを

分けてから施工しています。

 

1階は節無しの無地でいけそうです。

 

 

源平(一般的にスギ材は赤身(心材)の部分と白太(辺材)の色の差が激しいのですが、

特に板材において赤身と白太が混ざり合ったものを源平といいます)なので、

施工している時に見ると

結構、赤白の色の濃淡が出ますが

すぐに赤身は色が抜けて

白身は焼けて色が少し濃いくなり

知らない間に均一になっていきます。

施工中に見てもらい説明はしていますが、

その中でも、赤白の濃淡を気にされる方もいます。

 

2年前に完成した社屋も、完成当初は

結構赤白はっきりわかれてましたが

今では全体的になじんで均一化しています。

 

ドアの色のイメージの話をすると

必ずと言ってもいいくらい

インスタの普及もあり、イメージはこんな感じでと

既製品のドアの写真を

見せてもらう機会も増えてきました。

 

既製品のドア、表面材は

シート貼りが多いです。

印刷技術が進み本当によくできていると思います。

 

和秋建設では、木製建具も製作する場合が多いです。

表面材に、突板を使う場合が

多いですが突板は一枚一枚表情も

違いますし、木目一つとっても

同じ商品を注文しても

表情が違います。

シートで出来たものであれば

何枚頼んでも印刷なので全て同じになり、

色むらもなく表情は同じものになります。

 

突板も出来るだけ板の表情も確認しますが

シートみたいなこんな色で突板で

表現してほしいと

頼まれたりしますが

なかなか難しい時もあります。

 

既製品のイメージを無垢板や突板で

家全て統一するのは難しいです。

 

それでも無垢の味わい、

同じものが無い、唯一無二の

オンリーワンと言える

既製品では味わえない良さは確かにあります。

 

既製品を使う方が楽なのはわかっていますが、

依頼いただく上で無垢の良さを分かって

もらえるように、無垢のメリット、デメリットも

きちんと説明させてもらい

もっともっと良さが伝わるように

どう伝えていくかを模索している前田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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