ブログ

経営者保証

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

ブログを書き始めて11カ月ほどが経ちます。

来月の10月24日でとうとう一年を迎えます。

昨年の10月に私が加盟している

町の工務店ネットの建設業者の社長さんから

紹介していただいて

 

板坂裕治郎先生のセミナーを受けに

広島まで行ったのがブログを書き始めた

きっかけでした。

 

全国から集まった人たち

地域も違えば職種も違います。

自分の強みを

書き続ける修行になります。

 

途中リタイヤした人、

一度はやめて再挑戦している人、

様々な人がいますが

途中でくじけそうに

なりましたが

同じ仲間がいたことが

励みになり

何とかまだもう少しありますが、一年続けてこれたし

一緒に一年の達成会に来月

参加したいと強く思っています。

 

 

11カ月なんとか続けてこれて、

自分自身、変われたと思えることは

明確に会社を守る、従業員を守る、

協力業者さんを守る、

建築させていただいた家を守るために

強い会社にしなくてはと、

こんな時代だからこそ今まで以上に気持ちを

新たに強く持たないといけないと感じています。

 

書いていく事で自分の進むべき道、

経営者は孤独なので

自分自身で決断しなければ

いけないことが多いですが、

 

強い会社、自分の考える家造りをするために

ブログで書くばかりではなく

どのように行動していかないと

自問自答しながら続けています。

 

建設業をやっていく上では

金融機関から融資を受けなくてはなりません。

 

ブログを始めた頃から、会社経営の為に

各金融機関と経営者保証を外してもらう

行動も行ってきました。

 

経営者保証とは・・・

中小企業が金融機関から融資を受ける際、

経営者個人が会社の連帯保証人となること(保証債務を負うこと)。

企業が倒産して融資の返済ができなくなった場合は、

経営者個人が企業に代わって返済することを求められる(保証債務の履行を求められる)。

と言うことになります。

 

経営者保証のガイドライン

「中小企業、経営者、金融機関共通の自主的なルール」と位置付けられており、

法的な拘束力はないが、関係者が自発的に尊重し、

遵守することが期待されている。経営者保証を解除するかどうかの最終的な判断は、金融機関にゆだねられる。

とあり、

 

金融機関の判断になってきます。

外してもらうには3要件があり、

1 資産の所有やお金のやりとりに関して、法人と経営者が明確に区分・分離されている。

2 財務基盤が強化されており、法人のみの資産や収益力で返済が可能である。

3 金融機関に対し、適時適切に財務情報が開示されている。

などの条件を満たせば

経営者保証なしで融資を受けられる可能性があると言う事なので、

ブログを書きながら並行して行動を起こしてきました。

 

今月で、お付き合いある金融機関すべてから

長期、短期の借入、経営者保証を外してもらえることに

なりました。

 

連帯保証人にならなくて済むことは

経営的にも大きなことです。

 

ブログを書くから変わるのではなく、

書いたことで自分の考え方が明確になり

言ったことはやらないといけないと

責任感が生まれ、行動していく事が

変われる答えだと約一年続けてわかった気がしました。

 

経営者はしんどいですが、目指すべき道

自分で選んで切り開いていかなければいけません。

経営者保証をはずしてもらうことも

たくさんの苦労はありましたが

自分自身は成長できたかなと

感じている前田でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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