ブログ

建築士関係の本を読んで

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

企業の倒産件数が増えてきている

ニュースが流れてきています

 

私が購読している建築関係の新建新聞社からも

携帯に建築関係の倒産のニュースが

携帯によく流れてきます。

 

全国47都道府県毎日のようにどこかで

建設業の倒産が起きているような感じで

厳しい時代なのかなと感じています

 

昨日も 帝国データーバンクの人と

話をする機会がありましたが

今後も年末にかけて

和歌山県はまだ少ないほうですが

倒産や、いろんな要因で経営者が高齢で

後継者もなく あきらめ廃業も増えてくる

とも話をしてくれました。

 

飲食関係の次に厳しい業種になっているみたいです

 

どうすればいいのか 経営者として考える毎日ですが

仕事を受注することが一番大切なのですが

どう受注すればいいのか

答えがあるのであれば苦労はしません。

 

そんなある日 フェイスブックに建築家の伊礼智が

ある本を紹介してくれていました

 

題名も目につく本で

すごい建築士になる!という本です

 

今まで建築家の本と言えば 設計手法や

作品集みたいな本が主流でしたが

 

この本は 設計・プレゼン・営業・事務所経営のコツまで

書かれている珍しい本になります。

 

私自身も1級建築士を持っています 会社のスタッフももう一人

1級建築士がいますが

和秋建設では 設計事務所登録をしていません

設計施工はおこなわないことにしています。

 

私自身施工屋さんだと思っているので

医療関係と同じように医薬分業じゃないですが

 

木造の構造のことをよく理解して 木の家をデザインと

住みやすさを両立できる 設計者さんとタッグを組んで

家造りを行っています

 

建築会社と設計事務所立場は違えど

経営の話まで書かれている本なので

購入して一気に読んでしまいました。

 

ここまで赤裸々に描いて良いものか

とも思いましたが

20年位設計事務所を苦労して運営してこれたからこそ

かける本だなとも思いました

 

本の冒頭1級建築士は 国家試験の中では難関の部類に

入るのに、医師や弁護士と異なり資格を取っても食えない

と書かれてありました。

スタッフの待遇や これからの時代をどう生きていくの

かなど 設計事務所だけに該当する話としてとらえるのではなく

 

建築屋としても非常にためになる本でした

最後の答えは 読んだ人によってそれぞれ違うと思います。

 

設計関係の本で 少し今までと違った本だったのですが

読んでよかったと思えた前田です。

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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