和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日の朝 起床してテレビを付けると
北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性のあるものが
沖縄の方向に飛んでいるというニュースが流れていました
Jアラートが出されていましたが、
日本に落下 通過する可能性がなくなったことが
確認されたとして、避難の呼びかけは解除されました。
頻繁に打ち上げられていますが
日本国民としては 非常に脅威に感じます。
解決する話し合いなどができればいいですが
相手が相手だけに難しい問題です。
本日のお話は住宅ローンで感じたことです。
材料の高騰、ウッドショックの影響などで
住宅価格も上昇しています
10年前に比べると 現状は1.4倍くらいに
なっているというデーターもあります。
実際見積をしている感じでも
積み重ねて合計すると ここまでかかるのかと
思うことも多くなってきました。
そんな中住宅ローンのことで相談されることも
多くなりました
変動金利や固定金利
変動金利の方が金利は安く
住宅ローン減税もあるので
「住宅ローン減税(住宅ローン控除)」は、
簡単に言うと住宅ローンを組んで家を買ったら、
年末の住宅ローン残高の0,7%の税金が
13年間にわたって還元されるという税金の優遇措置。です
戻ってくる減税がローンの金利より多いので
少し不思議に感じています
金利の方も 借りる人によって
サラリーマンか個人事業主によっても違いますし
勤め先によっても違います。
貸す方もリスクがあるのでしょうがないと
思いますが
個人的には釈然としない思いにもなります。
これだけ建築費が上がって
月々の支払の負担を下げられるように
40年ローンの扱いもしている話も聞きました
長期にわたるローンなので0.1%違うだけで
総額の支払いもかなり違ってきます。
もっと建築費が安くできればいいのですが
会社としては 努力して 精一杯、頑張った
値段を出す以外方法はないと感じています。
でも現状は昔に比べたら考えられないくらい
住宅ローンの金利は下がっています
1%くらいになった時にもうこれ以上下がらない
だろうとみんなが言っていたのを覚えています。
1990年代は4%くらいだったそうです。
返済比率の問題で 価格上昇の影響を受けて
住宅ローンの事前審査が通らない人も
結構あるお話も聞きました。
これからどうなっていくのか
家を建てられる人も限られてくるのか
など業界の人間としては
とても悩ましく思う前田です。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。