和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
WBCが終わりました。
TVの感動する筋書きがあるドラマを見ているような
終わり方でした。
大谷選手がMVPを取りました。
野球少年がそのまま大人になって
世界一になったのだとも
見てて感じました。
さて本日の話は10年経って見える景色の話です。
今月の27日で会社を自分で起こして
10年が経ちます
(お祝いの花もいただきました)
自分が技術屋として、本当に建てたい家を
造りたい為に独立しましたが
あっという間の10年でした。
昨日も、ブログ仲間のMXエンジニアリングの
湊さんが和歌山に来てくれました。
いろんなお話、今後の建設業界の話や
湊さん自身は断熱屋さんなので
断熱や熱交換型の換気の話を聞かせてもらいました。
私自身ずっと現場の人間でやってきました。
1級建築士の資格も持っていますが
設計は自分より木造に詳しい
骨組みの伏せ図を自分で考えてかける人に
書いてもらっています
(もちろんこうしてほしい等打ち合わせはしますが)
建築家になりたいわけでもなく
ずっと仕事をフェードアウトするまで
現場が好きな建築屋でありたいと思っています。
いろんな経験をして
勉強もしてきました。
この歳になると人に聞きたくても、聞きにくいことも出てきます。
ですが、建築ではいろんなプロの人がいます。
そのプロの人たちの意見は聞いて自分自身に置き換えて
吸収するのが一番いいことだと思って
10年やってきました。
10年前に嫁さんと二人で始めた会社です。
今では、私含め8人の体制で運営しています。
来月にはもう一人入ってくる予定です。
会社の運営的なところは私がやっていますので
資金繰りなどは
10年前と今では考えられないほど
金融機関に応援してもらてるように
なりました。
家づくりも10年やってきて
やっと自分の家づくりの型(定番)も見えてきたように
思っています。
町の工務店ネットに参加して運営委員になれたのも
今後の自分自身と会社の運営に活かせることが
多くあると思い引き受けました。
生きている限りずっと勉強です。
仕事の事、資金繰りの事、会社の営業的な事
いろんなことを頭を下げてでも教えてもらう
姿勢はずっと続けていこうと思っています。
会社を起こしたときに、先輩の経営者の人から
とりあえず10年続いたら見える景色は
少し変わってくるよ、とのアドバイスをもらった記憶があります。
あっという間の10年でしたが
聞いた通り少し違う景色や考え方が芽生えてきました。
大谷選手のように家づくりが好きな
少年が大人になったように
純粋に家づくりが好きと
思ってきた気持ちを今後も持ち続けて
やっていこうと
WBCを見て思った前田です。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。