和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日の話は 基礎断熱のお話です
家の高断熱化が言われている昨今
家の床から下の断熱の方法には
床の下で断熱する床断熱と
基礎で断熱して床下を
家の中と同じように考える
基礎断熱の2種類の断熱方法が
あります
私たちが住んでいる和歌山では
比較的温暖だと言われていますので
(でも冬は温暖と言えないくらい
寒いですが)
圧倒的に床断熱の採用が
多いと思います
今岩出市で施工中の分譲地の現場でも
だいぶ家が建ってきていますが
ほとんど床断熱の家です。
和秋建設ではほとんどの家で基礎断熱を
採用しています。
床に紀州材の杉の30㎜の杉板を使い
床の表面温度の冷たさを感じないように
したいのと 床下エアコンと
太陽の集熱パネルのびおソーラーを
設置したいので
基礎断熱を推奨しています。
床下が部屋という考え方なので
白蟻の防蟻処理に薬剤を使うのも
JOTOの基礎断熱工法を採用して
薬剤を使わなくても
白蟻対策を考えて採用しています
またメーカーの保証もつくので
安心です
ただいま和歌山市で着工している
家も基礎断熱の基礎を施工しています
ベタ基礎のスラブのコンクリートが
蓄熱槽だと考えているので
ベース下に熱が逃げないように
ブログ仲間の湊さん(MXエンジニアリング)から
購入している 高性能な断熱材
ミラフォームラムダの50㎜を敷き詰めています
この後、鉄筋を組み
立上りの型枠を組む時に
外周にこの断熱材を設置して
コンクリートを打ち込みます
床断熱するより熟練した技術がいりますが
技術屋としていいと思う
工法、自信を持って進められる
方法で家づくりを行っています
手間暇はかかりますが
いつも大切に思っている
ハンドメイド感を出しながら
自分が建てる家に誇りを持てる
家づくりに励もうと思っている
前田です。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。