和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日の話は28年前の1月17日に起こった
阪神淡路大震災の話になります。
この時期は関西のTVを見ていると
阪神淡路大震災が起こって今年で
28年が経ちますとのニュースが
よく流れています。
毎年この時期当時のことが
私の脳裏によみがえってきます。
当時私も30歳と若く
結婚して長女を授かって1年位経った頃でした。
明け方の午前6時前にすごい揺れを感じました。
その時は、今までの地震とは別次元の地震だと
感じを受けたのを覚えています。
当時 子供の夜泣きも問題もあり、嫁と娘は
別室で寝ていたのですが、
見に行くと 嫁が子供におおいかぶさって
子供を守っている姿を見たのを
今でも鮮明に記憶しています。
当時和歌山市の震度は5強
和歌山では負傷者は出ましたが
死者や家屋の被害はなかったのですが
いまでもあの時の揺れは異質な揺れだったと
記憶しています。
当時時間が経つにつれてTVなどで
被害の全容がわかってくるにつけて
建築関係の仕事をしている私は
倒壊している建物の多さにショックを受けました。
こんなにもろく倒壊するものなのかと、
また国道43号線の上を走っている
阪神高速3号神戸線の高架が崩落した
映像を見てびっくりしました。
当時現場が南大阪にあったので
現場まで行こうと思いましたが
高速道路、国道などが
通行止めの為 一般道を使って
大阪まで現場を見に行きました。
峠道なので 行く途中に神戸方面を見ると
火災の煙が上がっているのを見たのを覚えています。
直線距離で50キロくらいしか
離れていないところで 6000人以上の
人がなくなっているとは
とても信じられい やるせない気持ちになりました。
(液状化も問題になりました)
この体験があったので 私が建てる家はこうしたいと
強く思えるようになった出来事だったと
流れるニュースを見て改めて感じる前田でした。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。