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働き方改革

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

本日の話は働き方改革についてです。

今年は2023年で今年一年かけて

来るべき

2024年4月1日から建設業で時間外労働の上限規制が適用

建設業では、2024年4月1日から罰則付きの時間外労働の上限規制が適用されます。

上限規制の時間は月45時間、年360時間です。

臨時的な特別な事情がある場合でも、単月で100時間未満、複数月平均80時間以内、

年720時間以内に収める必要があります。

ただし、復旧・復興に関わる業務の場合については、

単月で100時間未満、複数月平均80時間以内の条件は適用されません。

大企業は2019年の4月から施行されているみたいですが

2024年の4月からはすべての企業に提要されます。

建設業ではこんなの無理だと思ったりもしますが

労働基準法では、使用者がこれに違反すると、「6箇月以下の懲役又は30万円以下の罰金」

という刑事罰が用意されているほど、この原則は強いものになりそうです。

今年1年かけて、どのようにしていくか考えないと思っています。

私も従業員が7人いる経営者なので

この問題については逃げるわけにはいけません

特に建設業には非常にハードルが高いような気がします

 

私が現場監督になった38年前であれば

休みは基本日曜日だけで祭日も仕事で

残業は月平均100時間はしていたように記憶しています

(残業代はもちろん無しでした)

月 給料税込み98、000円だっとと記憶しています。

先輩の仕事を 見て覚える

見習いは、残業してでも 仕事をすれば覚えられると

当たり前の時代で、私も早く1人前になりたかったので

サービス残業をやっていたことは事実です。

 

今の時代、若い子にその話をしても通用しません

ようそんなんやってたなと言われて終わってしまいます。

時代の流れだと思っています。

現場も週休2日にできたらいいですが

協力業者の皆さん職人さんたちは

ほとんど日給月給なので

生活に直結してくる問題なので

自分ところの会社だけクリアーできても

全体のことを考えていかないと

思っています。

 

その為にこの1年かけて 完全週休2日の実現

残業はすくなく、どうしても休日出勤した時は

平日にかならず代休を取るなどして

皆で協力してやって欲しいと話しています。

 

経営者的には実質そうすることができれば

賃金アップと同じになってくるのですが

それは経営側の考えで

 

2024年問題 会社の経営を圧迫していく事は

間違いないことなので 死活問題にもなってくると思っています。

 

適正な経費をもらう努力 仕事の効率化

従業員と一緒に考えて協力してやっていく以外、

 

ないと思いながらこの3連休も仕事している前田です。

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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