和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
町の工務店ネット主催の「九州縦断・建物見学の集い」3日目
を迎えました。
聞いていた通り
九州のメンバーはレベルが高いと唸りました。
本日は 最初に佐賀県の住工房プラスアルファの
村田社長の自宅を見に行かせていただきました。
会社から1時間半くらいかかるところに
温泉付きの土地を購入して建てた
奥さんと2人で暮らす終の棲家です。
外構工事の植栽が素晴らしかったです。
LDKとつながるウッドデッキ
豊かな暮らしが伝わってきます。
2階のフロアーから見たところです
露天風呂で疲れをいやせそうです
奥さんのために作ったそうです。
村田社長 前日同じ部屋で一緒だったので
奥さんの想いも現場を見て伝わってきました。
建築に対する思いもよくわかりました。
予算的にもかかっていると思いましたが
やり切った感が伝わってきました。
こんな家に住めてうらやましいなとも
思いました。
そのあと福岡の悠山想の設計施工の
瓦屋さんの中規模木造事務所の見学に
行きました。
悠山想の宮本社長は自然乾燥材の木材を使い
伝統的工法の家づくりに取り組んでいる
建設会社です。
外観です 和秋建設でも使うびおソーラーのパネルを
16枚設置しています。圧巻です。
瓦屋根なので納まりを興味深く見させていただきました。
広々した事務所です
杉の構造材が表しで見えています
私も紀州材の自然乾燥材を使っているので
製材屋さんといい関係を作っているからこそ
こんな良い材を使えるのだなと
見ただけで感じました。
びそソーラーの配管ダクトを左官で仕上げて
いるのでこれもありだなと勉強になりました。
伝統工法にこだわるやり方
和秋建設も背中を追いかけていきたいと
思いました。
そのあと福岡空港から関空に飛行機で
飛んで和歌山に戻ってきました。
九州の鹿児島、熊本、佐賀、福岡の工務店の皆さん
どうもありがとうございました。
大変有意義で勉強になりました。
どこもレベルが高く、いろんな気づきもあり
自分自身もスキルアップしないと
いけないと思った2泊3日でした。
地域が違うので 仕事の商圏もかぶらないので
いろんな話が聞けるのが
町の工務店ネットの一番良いところです。
去年から私も運営委員になっていますので
頑張って工務店の皆さんに
レベルが高い工務店だと
認められるように
なりたいと切に思った
研修旅行になりました。
ありがとうございました。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。