日々の出来事。
技術屋として気づいたこと。
建築に対する想い。

  • 安全に快適に住みたい2

    2024.02.26

    和歌山や南大阪で地産地消の家、

    大工さんの手刻みで建てる木の家、

    設備に頼らない、建築でできることを

    考えて、信念をもって家づくりを

    おこなっている、和秋建設の前田です。

     

    昨日に続き安全に快適に住みたい話です

    安全は耐震性を高め 制震ダンパーなどで揺れを

    押さえることが有効だと話をしましたが

    快適に住むことは

    断熱性にかかわってきます

    建築物省エネ法の改正により、

    2025年4月以降は、全ての新築住宅・非住宅に対して省エネ基準(=断熱性能等級4)の適合が義務付けられます。

    また更に2030年には

    すべての新築住宅に断熱等級5への適合が義務づけられることが決まっています

     

    和秋建設では 基本断熱性能は等級6を目指して標準化しようとしています

    私の家も25年前に建てた家に住んでいましたが

    その当時は自分の知識で断熱も考えてやりましたが

    今の断熱基準で言うと等級4にもなってなかった建物です

     

    2年前に 断熱改修を行い内窓も入れ

    硝子はLow-Eガラス アルゴンガス入りで玄関も木製扉を

    入れ替えました

    計算はしていませんが 私の家の断熱等級は4位になったと

    思っています

    ですが60歳手前になって 以前に比べれば

    夏涼しく 冬は暖かくなったと実感していますが

    等級6の家を建てていると

    室内の快適性は 段違いに違うなと実感しています

     

    そのうえ びおソーラーの力を借りると

    冬の晴れた日には体感上でも違いがわかります

    会社の屋根にも載せています

    体感したうえで

    今後の義務化も含めて

    エネルギー価格の高騰も考えて

    断熱の等級は6で提案しています

    +びおソーラーとダクトレスの熱交換型の換気扇を取り付けています

     

    キッチンやユニットバスなどは 後で入れ替えはできますが

    安全=耐震性

    快適=断熱性は後でさわるのは

    お金がかかるので初めに

    基本性能を上げておくことが=安全に快適に住みたいにつながると

    思っています

    私自身が体感した感覚でものを申すのは

    信頼性が欠けるかもしれませんが

    体感で感じることも大切な事だと感じています

     

    びおソーラーも事務所で体感しています

    太陽熱で温められた空気が

    ダクトを通って床下に送られます

    その間に事務所では手を突っ込んんで

    体感できるようにしています

     

    1時間に300㎥の空気が床下に送られます

    太陽熱を利用するので光熱費はかかりません

     

    快適にお得に暮らせる工夫も

    今後大切になってくるのかなと思いながら

    提案させて頂いている前田なのでした。

     

     

     

     

     

    代表取締役 前田 純
    株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

    昭和39年5月29日生まれ

    一級建築士
    一級施工管理技士
    宅地建物取引士

    和歌山県和歌山市生まれ

    地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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