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木の家つくりはじめたきっかけ2

和秋建設前田です。

前回からの続きで、自分の家を建てたのがきっかけで

木の家つくりにのめりこんでいった感じになっていきました。

 

やはり和歌山には全国に誇れる紀州材があったのも大きかったです。

地元に木があることは、昔は裏山の木を使って建てていたのが

一般的でしたが、いつからこんなに変わっていったのか

大工さんの手加工の話も 大工さんの技量にかかわってきますが

技量のない大工さんに手加工してやるのであればプレカットのほうが

良いと思いますが技量のある大工さんが加工すれば仕口、継手

木の癖を一本一本見てくれるなどプレカットするより

良いものができます。

値段だけで決められる事柄が多い中

数値や値段だけではなく 感じる事

大切にできる事 数値では推し量れない

感覚など 老子の言葉で足るを知る者は富む

欲深くならず分相応のところで満足することができるものは

心が富んで豊かであるといわれているように家づくりでも

大切にしたいと私は思っています。

 

だから私も自分の家は手加工して建ててもらいました

これからのことを考えると今後職人さん不足で手加工できる

大工さんも減ってくると考えられます。

 

今和秋建設の大工さんの棟梁は2人いますが

60代と30代の大工さんなので

今の間に技の継承等引継ぎ 次世代の手刻みできる技量を持った大工さん

も残るようにしないといけないと30代の棟梁とよくお話をします。

弟子を取るなど考えてもらっています。

棟上げの日は施主さんと一緒になってわくわくします。

紀州材の材の良さにほれぼれします

 

西日に照らされる手刻みして紀州材で上棟した

現場を見るときこの瞬間が木の家をやってきてよかった

と思える瞬間です。

棟梁や大工さん達の力がないと木の家は成立しません

技量のある大工さんと巡り合えたのも木の家をと思った

一つのきっかけです。

ずっと家つくりのことで討論しながらこれからも

やっていきたいと思っています。

自分の気持ちだけではなく 大工さん達と巡り合えたこと

また木の家を建ててくださいと言ってくれた施主様いろんな

人たちと出会えたことが木の家づくりにつながってきた20年

だったように思います。これからも続けていきたいです。

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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