ブログ

断熱改修

和秋建設の前田です。

日々仕事に追われる中、何とかブログを続けていけるのも

同じ仲間がいてるからというところが大きなと思う今日この頃です。

 

本日の話は断熱改修のお話です。

このごろ相談もよくもらいますが

新築ではない既存の建物が冬に寒いので どうにかならないものか

という相談をもらうことがあります。

 

窓 床下 壁 天井とすべてにおいて改修すればいいのはわかっていますが

今回お話したいのは一番リーズナブルで効果が大きい改修の話です。

 

なんといっても家の中で夏が熱い 冬が寒い 熱の出入りが一番多い場所は

窓になります。

 

窓からの熱の流入出比率では夏は窓から入ってくるのが74%

冬に窓から出ていく熱は52%くらいになるそうです。

 

昔のサッシの性能はそんなに高くありません

またガラスも単板ガラスが多く

20年くらい前の家で複層ガラスが入っている家をチラホラ見かけます。

 

私の家も築20年で今回 お客様に説明できるように

(自分の家で実験しておけば説明しやすくなると思い)

断熱改修させていただきました。

 

内窓の入るところはすべてYKKの樹脂の内窓プラマードUを設置して

どうしても内窓を設置できないところはガラスを真空ガラスの

スペーシアに入れ替えました。

 

(洗面所の窓です。昔のジャロジー窓を設置していて

冬場は非常に寒かったです)

リビングの窓です

今回玄関の木製ドアも

入れ替えました、

ガラスは高性能なLow-E複層ガラスで空気層には

アルゴンガス入りで実施しました。

 

今年の夏は、いつもの年より厚さはだいぶましになり

冷房のエアコンがよく効くように感じました。

 

なので今年の年末から来年の2月末くらいまで

冬の朝のリビングの温度がどのようになるか測定したいと思っています

今年1月2月の改修前の室温も測定済みなので

くらべられたらと思います。

 

多分一番効果的な断熱改修方法だと思います

もっと予算に余裕があれば床断熱 天井断熱 壁断熱とグレードを

アップすればいいのですが。

 

またうれしいことに 内窓を入れたことによって

防音性も上がり 外からの音が約15㏈程度 低減するといわれています。

(人間の耳は、10㏈下がれば、音が半分に減ったように感じると

言われています)

遮音効果も上がるので。快適に過ごせます。

 

一番熱の出入りするところを見直す

効果的です。

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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