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コロナ融資で思うこと(資金繰り)

和秋建設の前田です。

今回のお話はコロナ融資と資金繰りのお話です。

少し経営者的な話します。

コロナ融資を受けて2年と少し経ちました。

その頃は金利ゼロ、保証料ゼロというとてもありがたい

融資が受けられたと感じました。

 

その当時私含め多くの経営者が借りたコロナ融資だったと思います。

元金の据え置きもできましたが、借りた翌月から

元金返済は始まっています。頑張って返済しています。

 

金利ゼロは3年間 据え置きも3年というところが多いと話で聞きましたが

会社を経営して来年の2月で丸10年がたちます。

 

ふりかえると開業当初は資金繰りも大変だった思い出がたくさんあります。

初めて借りた新規開業資金の契約書に印を押す時に手が震えたことを

今でも忘れることはできません。

業種によっては違いがあると思いますが、

建設業なので、お金が入ってくるまでの 立替支払いが多く発生します

 

協力業者の皆さんには待ってもらうわけには絶対いかないので

きっちりと資金繰りの工面をして支払いを行ってきました。

 

毎月20日に締めて25日までに届く請求書に関しては

翌月25日に皆さんに振り込んいます。

 

そんな毎月の繰り返しですが、

この間支払い終わったのにもう今月請求書きてると思うことが

多々あります(1カ月が資金繰りのスパンで考えると短く感じます)

 

支払いに関してはいろいろ

苦労もありますが こればかりは大きい会社であれば

経理部門などががあり従業員がやってくれる会社もあるかもしれませんが

 

中小零細弱小家業である私の場合

は自分自身でやるしかありません。

会社経営で自分で建設業を続けていく中で

 

地元の木材を使って 施主様に信頼してもらい

魅力的な木の家を提供していけるのも

最終的に会社が健全に存続してこその話になってきます。

 

以前は借金することが悪いことのように私自身思っていましたが

会社を守るための借金は必要悪のようなもので

 

返せる予定であるのであれば会社に現金があるほうが

良いと思うように商売初めて10年たってやっと

資金繰りも当座貸越も組んでもらえたりしたので楽になって

きたように思えるようなってきました。

 

営業して仕事を取るのも社長の仕事ですが

資金繰りも大切な社長の仕事だと思っています。

 

滞ることなく借りる返すの繰り返しができたことが、始めた頃より

経営者として成長させてもらえたのだと思えるようになりました。

 

継続は力なりです。

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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