和秋建設の前田です。ブログを書いていますが、
おしゃべりするような感じで書けたらいいのですが
なかなか文書を書くのは難しく
文書を書くことを仕事にしている
コピーライターさん達は大変だなと思います。
もう少し私に文才があれば
良かったのにと考えたりしますが
私は私、自分の言葉で下手なりにも思いを伝えていけたらと
考えています。
前回の続きで、
自然乾燥を行ってくれる製材所さんとの付き合いが始まりました、
今もそうですが、例えばアルミサッシの窓を頼めば
メーカーと商品名が同じであれば 同じ商品が届きます
木材になると等級で頼みますが
同じ材がないのと木がもともと持っている水分量も一本一本
違うので同じ期間乾燥しても乾き具合に差が出てきます。
初めのうちは、乾燥具合が少し甘い木材も混じっていり
床板の質も一部悪いものが入っていたり
返品して根気よく話し合いをして
言い合いになることもありましたが
付き合い始めて間もない歴史もない中
こちらの一方的な良い品物を入れてほしい思いだけを
押し付けてきた私の考えに
根気よく付き合いしてくれて納品してくれたと
ふりかえって考えると感謝です。
人と人、付き合いの長さ、濃さが信頼関係を厚くしていき
いい方向にどんどん向かっていくことになります。
今は信頼の鬼になっていますが
またウッドショックの影響もほとんどうけることなく
すごしてこれたのも株式会社紀州熊野木材さんのおかげでした。
外材の値段が高騰して皆さんが国産材にシフトする中で
昔からずっと買ってくれるところを大切にする
商売人として大切なことを教えてもらったりもしました
建築する住宅でできるだけ木を使います
一つ一つの材におもいが詰まっていますので
仕上がりの木材の良さ、温かさ、やさしさなどが伝わるように
と思っています、
食べるもので言うと 本格的に昆布と鰹節でだしを取るのと
本だしを使うのとはやっぱり違ってきます。
そんな本質を考えた木を使って建てていくことが
木の家に住むことを考えてくれる人たち
自然乾燥された木材を使い、合理化のルールから
少し外れ手間暇がかかっても理解してくれその木材を使ってくれる
施主様にこたえることができる
和秋建設なりの考え方になります。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。