明日、日曜日ですが有田川町の家の契約に来てほしいとの連絡があったので、本日、契約書に添付する見積書のチェックを行っています、
大体見積書を作成するのに、木造の新築であれば約二週間くらい製作するのにかかります。見積をスタートする時点で設計図が確定していて決まっている場合ですが、
図面がそろっていない場合などは、もう少し時間をいただくこともあります、
また施設とかになるとその規模によってはもう少し時間がかかったりもします。 一つ一つ数量をひらって作成するので時間も手間もかかります。
今回の有田川町の家は木造の2階建ての家になるので、見積の枚数でいうと69枚の見積書になりました、枚数が多いのが良くて、少ないのは悪いのかはいちがいには言えませんが
2階建ての延べ面積が40坪くらいの家であればきっちり積算すれば70枚前後になると私は思っています。
一式項目が多く見積枚数が極端に少ない見積は、私自身誠実さが足りないように思っています。若いころから現場監督をして帰ってきてから会社で見積をしている時に
仕事を教えてもらった先輩たちからもきっちりひらって一式見積をしないのが会社の誠実さだと教わってきたことを、会社は違うようになりましたが(自分で会社をおこし独立したため)
今もその教えてもらったことを守ってやっています。
また細かく積算することによって、最終的な増減がある時に、当初から数量が出ているので増減も明瞭にすることができます、
一式見積の場合どこまで入っているのかわからないので増減の不正確さも出てくると思っています。
昔の見積などを見直すと、建築させていただいている現場は間取りと仕様と苦労した現場のことがよみがえってきたりします。
だからこそ、会社の思想が詰まったものが見積だと思っています。(そう先輩の人たちに教わってきたので)
でも日々見積書を作っていると忙しい時や重なった時などは作るのがおっくうになる時も正直ありますが。
誠心誠意、真心を込めて見積をつくって提出するように心がけています。
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。