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建築費高騰で思うこと

テレビなどで食料品などの値上げのニュースが10月になってよく目にするようになってきました。

食料品と同じく建築資材も値上げの話ばかり連絡が入ります、

昨日も某エクステリアのメーカーが商品によって値上げの幅が違いますが、 最大20パーセントの値上げに

なるとの話でした。

木材や建材も ウッドショックの影響で値段が上がったままです。

もともと地元の紀州材を使っていたので 外材の値段の上昇を見ていると恐ろしいことだなと感じていました。

でも木材に関してはずっと自然乾燥材を入れてくれる 製材との付き合いも長いので 一般の外材を使っている

建築会社さんよりは影響は少なくて済んでいるように思っていました。しかし長引く不況、またコロナ

ウイルスの影響、 ロシアの戦争の影響など世界情勢に振り回されてまま円安が加速し日本の円安の流れが止まら

ない状態で、いつになったら材料の高騰が落ち着くのかが読めない状態になっています。

よく使う構造用合板なんかは 私の記憶では コロナ前に1820x910x12が一枚千円前後で買えてたように

思いますが、 現状では一枚2400円するようです 2.4倍なのでびっくりです。

建築工事の受注もしているので 見積もするのですが 見積をする側から見てもコロナ前と比べても

高いなーと実感するような感じで見積している感じです。(総額で10パセント以上は高くなっている)

値上がり分 価格転嫁ができているかというと 会社努力では追い付かない分かぶりながらやっている側面も

ないとは言い切れません、 建てる側の気持ちを考えると今は 見合わせたほうがいいのかと思ったりもしますが

(現に見合わせる施主様もいましたが)いつ落ち着くのか 止めている間の家賃もかかってくるので

どちらが得なのかも明確に答える自信は今回は持ち合わせてはいません。

多分 なんとなく少しは落ち着いて、 流れは高止まりのままで推移するように思えてなりません

住宅ローンの金利も安いので 無理のないローンが組めるのであれば 建てたいと思ったときが建て時に

なるのかなと現状打ち合わせして建築を考えている施主様と打ち合わせするときには

そのように考えて対応するようにしています、

値段が落ち着くかどうかは誰にも分らないですから、できるだけ努力してリーズナブルな価格にするか

が会社としての誠意だと思っています。

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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