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びおハウスHの秘密1 木の繊維の断熱材

びおハウスHの建築にはいろいろな自然素材の材料を使います。

屋根には 木の繊維からできた断熱材を使います。

厚みは120mmあり 2重に屋根面の下に敷き詰めます

その上に24mmの合板を打ち付け 水平力を確保したうえで

垂木を打ち付け 野地板を施工します  垂木はH-120mmで

通気層を兼ねて 棟の所で換気して 夏の暑さに対処します。

<a href=”http://tenomonogatari.jp/work/woodfiber/”>木の繊維の断熱材</a>は 北海道でつくられています

トドマツやカラマツの間伐材でつくられています。

断熱の性能を表す 熱伝導率は 高性能グラスウールとほぼ同等ですが

他の断熱材にはない、熱を蓄えるという能力を持っていて、

断熱材の外側に加えられた熱が、室内まで浸透する時間が長いということで

冬の寒さも緩和しますが 特に夏の暑さには威力を発揮します。

室内の温度変化が少ない 年間を通じて快適な住まいをつくり、冷暖房費の軽減にも

役に立つ 優れた断熱材です。

また 木材の特性である 調湿性能を持っていることも大きな特徴で

湿気が高い時には吸収し、低い時には放出するので 断熱材自身で湿度を

コントロールしてくれる力を持っています。

来月末に完成する びおハウスHですが 今までにないいろんな特徴を持っている

家になります。

完成見学会も開催する予定ですが そのびおハウスHの秘密を

少しずつ ブログで伝えていけたらと思っています。

実際施工している 布施屋の家の断熱材の敷きこみの様子も

アップします。

 

化粧の垂木と垂木の間にアルミのパンチングメタルを施工して

空気が通るようにしています その空気が棟換気から排出されます。

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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