古民家の改修の相談にのってほしいとの要望があり
お話を聞きに行ってきました。
施主様の家に対する思い 暮らしぶり
家の歴史のことなど 時間をかけてお話を伺いました。
これから どのように組みたてていくのかは
いえをもう少し調査してからになると思いますが
古いものを生かしながら使う
仕事のことで言えば 先人のやっていた仕事が
見て取れる絶好の機会になります。
ケヤキの大黒柱に家の歴史を支えてきた重みを感じたりします。
後日 大工さんや設備関係も 改めたいとのことなので
今月中に調整して 再訪問することになっています
そんな中 家の外回りをまわっている時 肌で感じる風が
少し前の夏の風とは違うことに気が付きます。
窓越しから見える 田んぼの風景も 実るほど頭を垂れる稲穂かなの
言葉通り もう少しで稲刈りを迎えて 季節が秋に向かって行ってるのが
現場の風景で感じることができました。
街中の現場では 感じとることができないことも
感じとれること だからそこに住み継ぐ意義があるのかもしれないと
思いました。
窓越しに見える風景
思いと歴史を支えてきた ケヤキの大黒柱
風が通る母屋と離れ
味わいある石垣
昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。