ブログ

自然素材が見直される時

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

最近、建築業界をとりまくニュースといえば

「値上げ」の二文字ばかりです。

 

正直、私たち造り手にとっても、頭の痛い日々が続いています。

ニュースでも報じられている通り、

原油価格の高騰、そして「ナフサショック」が私たちの足元を直撃しています。

 

ナフサはプラスチックや接着剤の原料です。

その影響で、これまで当たり前のように使われてきた塩ビ系の材料——例えばビニールクロスや床材、

そして建材を固めるための接着剤が軒並み値上がりしています。

 

さらに深刻なのが、合板や集成材への波及です。

これらは木材を接着剤で固めて作るもの。

接着剤が高くなれば、当然これらの建材も高くなります。

安価で安定している」はずだった既製品が、

今や決して安くないものになってきています。

 

でも、私はこう思います。

これは、家づくりの本質に立ち返るチャンスではないかと。

化学物質を多用し、石油の価格に左右される材料に頼るのではなく、

今こそ「無垢材」や「自然素材」を見直すべき時が来ているのだと感じています。

 

確かに、無垢の柱や床板は、一見すると高く感じるかもしれません。

しかし、自然の木は石油から作られるわけではありません。

山で育ち、職人が切り出した木材は、化学的な接着剤を必要とせず、

それ自体が呼吸をしながら家族を守ってくれます。

 

ビニールクロスはいずれ劣化し、貼り替えが必要になります。

しかし、塗り壁や無垢の板は、時が経つほどに味わいが増し、

ヴィンテージとしての価値が生まれます。

 

目先の価格差以上に、

数十年というスパンで見れば、どちらが本当に「豊かな住まい」なのかは明白です。

 

材料が上がって困った」と嘆くのではなく、

「だったら、もっといい素材を選ぼう」と前向きに捉えたい。

石油製品に依存しない、健やかで息の長い家づくり。

 

この逆風を、本物の木の家、自然素材の心地よさを知っていただくきっかけにしたい。

 

現場で木の香りに包まれながら、そんなことを強く想う今日この頃です。

 

原油価格高騰で 多分電気代も上がってくると思います

 

スイッチを付けたら照明の電気がつく

 

エアコンで冷房や暖房がつく

 

今まで当たり前だったことが当たり前ではないような

 

時代が来るような気がしている前田なのです。

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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