ブログ

家は工業製品ではない

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です

 

本日 和歌山市では成人式が行われる予定です

会社に来るまでに 女性の晴れ着姿をちらほら見かけました

私も成人式に行ってからもう40年も経ちます

 

その当時は 血気盛んで 夢も希望もたくさん持って

社会にこれから出ていくのだと感じていました

 

今の若者は どれだけ夢や希望を持っているのか私には

わからないですが当時とはだいぶ違うのだと

思っています。私にも20歳の時がありました

若い人を見ると 頑張ってほしいと願うばかりです

 

今日の昼からも仕事で

1件モデルハウスの見学に来るお客さんを案内する予定です

 

私たちが造る 家(住宅)ですが

私がこの仕事についてからの40年で

私自身感じていることがあります

時間をかけて少しずつ日本の家は工業製品化されてきました。

無垢材を使っているという木材までも

工業製品化されています。

 

木の乾燥までも ずっと自然乾燥が主流だったのに

工業製品化され人工乾燥されるようになってきました。

 

私自身木は生きているものだと思っています

それを人工乾燥(特に高温セット法)では、

飽和蒸気で木材を蒸して細胞を柔軟にした後、

100〜120℃の高温低湿状態で表面を急激に乾かします。

 

そのために 高温により細胞壁を構成するリグニンやヘミセルロースなどの

マトリックス物質が熱軟化し、変質します。いわゆる細胞破壊です。

 

 細胞が引き伸ばされた状態で固定されるため、乾燥による表面割れが抑制されます。 

大量につくれて表面割れがない、これが工業製品化される理由だとも思います。

 

表面の割れを抑える一方で、材の内部に目に見えない「内部割れ」が発生しやすくなります。

いい悪いはさておき、私はこの内部割れがいいものだと思っていないので 人工乾燥材を使いたくありません。

 

また無垢の木が本来持っている色、艶などが減少しますし

特有の焦げたような匂いも生じます

 

そんな工業製品化された材料を使い

木の家だ、無垢材を使っているというのは

作り手側の都合だけで

決して私はいいものだとは思いません

 

工業製品化することでコストの削減

時間短縮 などはできるのだと思いますが

その乾燥する間に出るCO2の排出などのことも考えると

 

つくる側の都合だけで

これからも走り続けていいものかと

思っています。

もうそろそろ見直される時代に入ってくるのだと感じています

(そうなってほしい)

 

若いころに持っていた夢

自分がいいと思うものを建てたい

建築を勉強もして資格も取り

40年工業製品化の波にできるだけ

のらず我が道を歩んできました。

正解か不正解かわかりませんが

 

家は工業製品ではなく その家に住む人の人生

生きざま 質感 佇まいなどは作り手の手仕事

職人さん達の想いなどは、工業製品では奥行きは

感じとることはできません

 

本日若い晴れ着姿の若者を見て

60歳を超えたおっさんもうひと頑張り夢を抱きながら

やろうとエネルギーをもらった前田なのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

最近のブログ記事

建築の営業の難しさ
建築の営業の難しさ
寒い時期だから床の表面温度が大切です
寒い時期だから床の表面温度が大切です
ハウジングソリューションズフェア
ハウジングソリューションズフェア
和歌山が好きだから
和歌山が好きだから
木の家の営業活動
木の家の営業活動