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外壁の仕様は様々2

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

休み明けで 体の疲れがまだ残っていて

少しだるい感じがしている私ですが

 

各現場は順調に進んでいます

本日の話は昨日からの続きになりまして

外壁の仕様のお話です

 

外壁の仕上げは様々ですが

左官仕上げの外壁といっても

様々な仕上げがあります。

 

昔ながらのモルタルに色粉で色を付け

塗ってからかき落としする仕上げも左官仕上げになります

 

いろんなメーカーから出ている

樹脂系の材料も様々あります

下記以外のメーカーもありますが その中でも

1 フジワラの ジュラクペンアート

2 アイカの  ジョリパット

3 フッコーの マジックコート

などが有名です

 

今回 新高町の家に使用する材料は

フジワラの ジュラクペンアートで

下地もモルタルを塗って乾燥させてから

ベースを塗り それから仕上げに入っていきます

白い色と黒い色を塗り分けて使っています

仕上げのテクスチャーも変えています

 

色的には 標準色で102色あります

日塗工などのサンプルで別注色も作れるので

色のバリエーションは無限です

 

色が決まればテクスチャーも

約30種類くらいあるので

色✕テクスチャーで何種類の見本が作れるのかは

正確な数字は出ませんが

いろんなことができるように思います

 

今回白色の部分は NA工法(虫くい調)

黒い部分は HA工法(刷毛引き)

仕上げになります

同じ仕上げでも 職人さんの感覚なので

多少 仕上がりに個性が表れるところだと思います

 

今回の現場は設計事務所の設計監理物件なので

瀧川建築デザイン事務所

所長立会いの下で

現場で仕上げを確認してもらってから

工事を進めることになっています。

サンプルを確認してもらってから

実際塗りはじめ

テクスチャーの調整を確認してもらいました。

ジュラクペンアートの特徴が

1 多様な色、テクスチャー、素材感で幅広い意匠表現が可能です。

2 アクリルシリコン樹脂を主成分とし、水を通しにくく、透湿性のある塗膜を形成します。

3 防カビ性、防藻性に優れた、汚れにくい塗膜です。

4 施工性に優れています。

などがあります

 

左官仕上げといっても

色と仕上げで様々な外壁模様が表現できます

 

今までいろんな左官仕上げを見てきましたが

施主様の好みもそれぞれあるように

左官の仕上げ 本当に奥が深いなと考えながら

帰ってきた 前田なのでした。

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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