和歌山や南大阪で地産地消の家、
地元の自然乾燥された紀州材を
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、安心、安全な家を信念をもって
おこなっている、和秋建設の前田です。
ゴールデンウイークも終わり
従業員の全員 元気に会社へ出社してくれています
それはそれで何よりなことで
平常運転に戻ってみんな頑張ってくれています
本日の話は 家の外壁の話になります
家の外壁の仕上げ 様々な仕上げが存在します。
耐久性 見た目 家が仕上がった時の
トータルバランスが大切だと思います
人それぞれ好みもあります
打ち合わせを繰り返し 実際の仕上げの写真やサンプルを見てもらい
自分に合った仕上げをチョイスしていただいています。
予算的にも大きな幅があります
木材を外壁に使う 左官で仕上げる
ガルバのサイディング 窯業系のサイディング
下地を作って塗装するなど
仕上がった時のテクスチャーもちがいます。
何がいいかは全体的なコスト、自分の家の理想とするイメージ
全ての材料には 一長一短があります
使う材料によっては定期的なメンテナンスの
スパンも違うように感じています
木を使う場合はその説明も しっかりさせて
頂いています
外壁の壁を傷めないようにする為にも
家の軒を出すことも私は大切なことだと
考えています
和秋建設の会社になります
外壁は上下で仕上げを変えています
下部は紀州材の杉板を貼り
粗めのラフソー仕上げにして
木の表面や断面からなるべく腐朽菌が入らないように防ぐ為の
表面処理用の水性木材防護保持剤(屋外用)の
ウッドロングエコを塗装しています
上部は タニタというメーカーのもので
建築家のデザインコンセプトと、
タニタハウジングウェアのモノづくりに懸ける情熱が
深くシンクロすることで誕生した、「ZiG(ジグ)」という
外壁材で色はガンメタで仕上げています
現在進行中の現場 岡山丁の家の足場も取れ
外壁の仕上げのモルタルのかき落とし仕上げが
綺麗に仕上がっています
仕上がりは高級感があります。
また粉河の家の外壁工事も進んでいます
この現場は紀州材の杉板を張ってからジョイント部を
細い杉板で抑える目板張り仕上げになります
外部の周りのほとんどが杉板張り仕上げになります。
現場に搬入されている外壁の材料
この杉板もウッドロングエコを加工場で
塗装してから現場に入れています
板のジョイントを目板で押さえています
釘を打つ量が多いので 大工さんたち大変です
また新高町の家の外壁も本日から
左官のジュラクペンアート仕上げに入っています
様々な外壁の仕上げがある中で
建てるお客さんの要望やコストなど
見てもらい納得して決めて頂いている
和秋建設なのでした。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。