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木の家実例5

和歌山や南大阪で地産地消の家、

地元の自然乾燥された紀州材を

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、安心、安全な家を信念をもって

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

和秋建設は 木造の新築工事をメインに

仕事をさせて頂いています。

自然乾燥された和歌山県産の紀州材を

構造及び造作に使い 心地よい木の家を

大工さんの手刻みで

建てることをモットーにしています。

 

【木の家】実例5回目 今回は前日のブログで

お話した建築家 半田雅俊さんと一緒に

作り上げた和歌山市の布施屋の家になります。

 

私にとっては思い出深い作品になります

相談をうけ 布施屋に225坪の土地を

購入して 和秋建設で初めて分譲した

敷地になります。

 

その分譲地の一発目の建物になりました

敷地面積は80坪 建物の延べ床面積は32.5坪の

建物になります。

 

この分譲地を販売するために 53歳の時に

勉強して宅建士を独学でとれた縁のある物件になります

 

半田さんの半規格住宅のビオハウスHに取りくみ

全国では 集成材や外材を使い プレカットをしている

みたいでしたが  和秋建設は 地元の自然乾燥された

紀州材を使い 大工さんの手刻みで建てることを

最優先で構造計算をしてもらい

建てられたことが

今の私の建築の礎になっています

(庭の植栽も計画してもらいました

色々勉強になりました)

(南側の軒も1500mm出しています

軒の深い家はいいものです)

 

 

断熱性なども8年前は等級6までは

行ってなくて 等級5と6の間くらい

UA値でいうと0,5くらいの建物だったと

記憶しています。

 

それから数年 勉強して今では断熱等級6は標準に

なっています。

 

屋根の断熱には木の繊維の断熱材を使いました

今では国産で生産はされていません

断熱の性能的には高いものではありませんが

数値には表れない 蓄熱性が高いので

特に夏の暑さ対策には非常に効果的でした。

 

その後4件くらい使いましたが

生産が中止になって 外国製のものしか

手に入らなくなり 値段も非常に高くなったので

あきらめてしまった問題もありました

 

また初めて基礎断熱に取り組み

床の表面温度の床下断熱との違いを

まざまざと 実際私もこの現場で体感しました。

初めて 太陽熱を利用した

集熱パネルのビオソーラー(現在は陽のまど)を

設置して見学会を冬場長期間させてもらったので

自分自身体感できたこともよい経験になりました

 

その後 和秋建設の家は基礎断熱+床下エアコンは

標準になっています

 

体感して 自社の家づくりを

ブラッシュアップさせていただいた

思い出深い家の一つになっていると

感じている前田なのでした。

(2階のファミリールームになります

窓から見える山々の緑が綺麗に見えます)

(洗面も造作で作りました)

(LDKも日当たりもよく明るくなっています)

(キッチンのバック棚も造作家具で作っています)

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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