和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日の和歌山は雨になっています
昨日の夜から大雨になっています
和歌山市には大雨警報が出ています。
昨日 和秋建設の木材加工場に
和歌山県の林業振興課と海草振興局林務課の人たちが
どのような材を使って大工さんが手刻みしているのか
見学させてほしいとのことで見に来てくれました
人工乾燥されていない自然乾燥材を見て
日ごろ見ている人工乾燥材の材とは色、艶が違うと話を
してくれていました
丁度 和歌山市神前の家の手刻みと
和歌山市有本の事務所の手刻みが重なっておこなっていたので
大工さんの仕事を興味深々で見てくれ
色んな質問もしてくれました。
化粧柱をカンナかけして面取りしている貴志棟梁です
来月の末の上棟に向けて頑張ってくれています
2件同時に刻むと
加工場も木材でいっぱいになります。
事務所の加工をしてくれている
乾棟梁です
和秋建設では地元の木材である紀州材を
自然乾燥して大工さんの手刻みして
建築させて頂いています
地元の材を使う事は
地域経済を回すことや
CO2削減にも寄与することだと考えています
和歌山県の林業関係の人たちも
立場は違えど 紀州材の普及のために一生懸命
取り組んでくれています
民間企業と行政立場は違えど
地元の全国に誇れる紀州材を使って普及させる
気持ちは同じだと考えています。
住宅の補助金や 今年から非住宅にも紀州材の補助金が出るように
なりました。
来月には岸和田のララポートでも県が主催する
紀州材フェアに参加する予定でいます
大多数の建設会社は 外材や集成材を使って
家造りを行っています
国産材を使うと言っても
地元の木材ではなく
九州や四国の杉や桧が流通しているのも
和歌山市では当たり前になっています
昔から家は近くの山の木で建てるというのは
当たり前でした
悪い材料であれば使う事は出来ませんが
和歌山の紀州材 強度、色 艶 同じ大きさの丸太であれば
年輪の密は山が切り立っている分密度は濃くなっていいます。
会社や立場は違えど紀州材に対する想いは一緒だと
昨日話をして もっと普及できるように
頑張ろうと思った前田なのでした。
現在の加工が終われば 和歌山市北新の家の木材と
岡山町の家の木材がまた加工場に入ってくる予定です
地元の木材で建てる意味を
自分なりに考え 広く広報できるようにしたいです。

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。