和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
昨日 木材の墨付けと手刻みするための
加工場を購入するために
正式にお金を支払って
晴て和秋建設の持ち物に
することができました。
(150坪の敷地に100坪の平屋の倉庫になります
天井も高いので使い勝手もよさそうです)
建築をする私たちの仕事は
ほとんどが外注する形で
仕事を外に出して
ブローカー化しているように
思います
自社で何も持たない経営も
正しいのかもわからないですが
こだわりや 仕事を存続させるために
内製化することは
経営者の判断にゆだねられます
今回 自然乾燥材の紀州材を
自社の加工場で行い
(東岸和田の家の木材も納材されています
これから本格的に動いていきます)
木材の仕事を内製化することと
和秋建設の仕事をしてくれていた
基礎工事の会社が
廃業することになるために
その会社の専務をしていた
朝本さんを会社に迎え入れる
為に 加工場兼資材倉庫が
必要になったために
購入に至りました。
基礎工事の業者さんも高齢化が進み
よい仕事をしてくれる
基礎業者さんは年々減ってきている
ように思われます
そんな思いを抱いていたので
若いスタッフを朝本さんに
付けて育ててもらいながら
基礎工事の内製化を始めた
所です。
すべての仕事を内製化できればいいのですが
到底無理な話で
何を自社に取り込み
なにを外部委託するのか
お金もかかることは事実で
今回も 購入した倉庫のお金や
これから 設備投資するお金もかかります
また基礎工事の内製化するために
朝本さんからダンプやユンボ
鋼製型枠を購入するために
お金もかかっています
何もせず外注だけでやるほうが
正解なのかもしれないですが
こだわりを貫きとおすために
私自身決断しました
プレカットが主流の現代、自社で手刻み出来る作業場を持っている
工務店はそう多くないと思います
リフトやガータークレーンも設置する予定です
たくさんの設備投資になります
だけど やったことの結果が
出るのは だいぶ先になるのかなあとも
思っています
自分自身の想いだけで
投資することは経営者として
いかがなものだと思いますので
きっちりと 内製化することの
メリットを最大限生かしながら
会社経営を行って 結果をだして
いかなければと
思いながら仕事する前田です

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。