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完成見学会最終日

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

本日東岸和田の家完成見学会最終日になります

本日も2組来ていただきました

本日は最低気温4℃ 最高気温11℃の予想です

 

朝は曇っていましたが

11時ごろからお日様が顔を見せ始めて

くれたのでびおソーラーも動いてくれています。

 

外は風が吹き 冷たい日曜日になりますが

見学会を行う家の中は 暖房は入れていませんが

断熱性能の高さと 昼から動いてくれている

びおソーラーのおかげで

暖かく見学会の室内で過ごしています

 

来てくれた人からは 何も暖房入れなくて

家の中のどこに行っても温度が変わらない

家っていいなとも言ってもらいました

 

また本日 順延されていた 岬町の家の

棟上げも順調に進んでいます

この岬町の家も 自然乾燥材された

紀州材を構造材に使い大工さんの手刻みで

建てています。

 

今日と明日2日間にわたって上棟を行います

大工さんたちも寒い中頑張ってくれています

私も見学会終了後現場に向かおうと

思っています。

 

国産材の芯持材を使うことは

強度や腐りなどに有利になることは

間違いありません。

 

ほとんどの家では

米松などであれば芯のないところに

芯去り材になります

また今の日本の家づくりは

芯をもっていない

集成材で建てられることも多いと

思います。

芯を持った紀州材の杉になります。

 

今後木材が入りにくくなってくると

感じています

いち早く国産材にシフトしたので

ウッドショックの影響も

ほとんどなかったのも事実です。

 

ヨーロッパからくるホワイトウッドなど

今後ウクライナの戦争が終わって

復興が始まると

今のように木材が日本に入ってくるのかなと

感じています

 

ロシアからの丸太の原木は

現在ほとんど入ってきていません

 

今後どのようになるのかは

わかりませんが

国産材を真摯に使っていくことは

大切なことだと感じています。

 

すべての木材を急にすべて国産材に

切り替えようと思っても

今までの長い歴史で

国産材から外材にシフトしてきた

おかげで(値段の安さが一番の理由ですが)

国産材の山側 製材側も人手不足と価格低迷のため

受注が取れない時代が続いたので供給能力も

昔に比べてだいぶ落ちていると思います

 

すぐに外材から国産材に変えようと思っても

初めてお付き合いするお客さんに

いい材を納入することはなかなか難しいと

思います

 

私も20年かけて製材側と

信頼関係を築いてきて

やっと思う通りの自然乾燥材を

入れてもらえるようになりました。

 

喧嘩した時もありましたし

材料を突き返したこともありました

そんな真剣な商売をしていく中で

良いものを顔の見える人から

買えて納入してもらえるように

なったのです

 

外材が日本に入りにくくなる時代

そんなに遠くない時期に

来るように思っている

前田なのです。

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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