和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
天気予報でかなり冷え込む予報が出ていましたが
和歌山はそこまで厳しい冷え込みになりませんでした
もっと気温が下がると思っていましたが
最低気温7℃最高気温13℃でした
知り合いの紹介で 和歌山市内で100年前の
古民家を改修したいという施主様と打ち合わせに
本日行ってきました。
何とか思い入れがあるので
残して改修して住みたいとの相談でした
母屋になります
瓦は本葺きです
のし しころの家になります
大黒柱もあり 当時では手の込んだ
良材を使った家になると思います。
玄関前に門長屋が建っています
今の新築ではすることが無い形になりますが
昔の人は そこで牛を飼って農業をするための
道具など置いていたと話ししてくれていました
施主様は小学校まではこの場所に住んでいたそうです
全国津々浦々転勤しないといけない仕事をしているため
子供達のことを考え今回和歌山に移住して
自分が単身赴任するともお話してくれました
子供達転勤のたびに引っ越しして転校するのが
可愛そうだと思う親心理解できます。
今後どこまで改修していくのか
話し合いをして進めていく事になりました
家族5人和歌山に移り住んでくれたら
和歌山市の人口も5人増えることになります。
人口減少に苦しんでいる
地方都市和歌山にとってはありがたいことだと
思います。
先祖代々の家を守って住むことの
お手伝いが出来るように
私たちも一生懸命頑張って
和歌山が子供たちの故郷になってもらうような
改修工事をしたいと
想いながら帰って来た前田でした。