和歌山や南大阪で地産地消の家、
大工さんの手刻みで建てる木の家、
設備に頼らない、建築でできることを
考えて、信念をもって家づくりを
おこなっている、和秋建設の前田です。
本日和歌山の田辺で和歌山県主催の講演会に行ってきました
日ごろからお世話になっている林業振興課の人に誘って頂いたのも
あり 話のお題も聞いてみたい問題だったので
2時間の講演にしっかり耳を傾けてきました
木材の価格などは 国産材は
ウッドショックのピークの時から
だいぶ値段は落ち着いてきていますが
外材などは 世界情勢の問題もこれから
絡んでくるので
現在ロシアから日本に入ってくる丸太は
非常に減少しているみたいです
欧州からの木材も沢山入ってきていますが
ウクライナの戦争が終わり 復興の工事が始まると
木材需要が高まり 日本に入ってこなくなることも
考えておかなくてはいけません
明日から急に国産材を使うと言っても
対応してくれるところも今の時代なかなか難しいと考えます
講師の先生も 工務店は 木材に関しては
国産材にこれからは片足を突っ込んどいたほうが
良いのではと話をしていました
信頼関係が無いと 木材の納入は
非常にこれからハードルが高くなってくると
感じています。
バイヲマスの発電所が各地にできているので
現状山から下りてくる丸太が
市場に出てこず
バイヲマスの燃料の方に回って
小口径の丸太が市場に出てこない
問題も起きているみたいです。
着工減数 材料の高騰
2024年問題の働き方改革
インボイスの問題
4号特例の縮小
省エネ基準に達していないと
2024年度からは住宅ローン減税は対象外になるなど
私たち 建設業界のことを考えると
負担がかかるばかりで
先行きに明るさは見えてはこないですが
今日の話も だからこうした方がいいという
話はほとんどなく
厳しくなっていく話ばかりに終始していました
方向性を決めて
ポジティブに建築が好きだから
木の家が好きだから
続けていけるように知恵を絞らないと
想いながら帰って来た前田でした

昭和39年5月29日生まれ
一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士
和歌山県和歌山市生まれ
地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。