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百日紅の花

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

朝夕めっきり涼しくなってきました。

日中はまだ暑い日が続くようですが

夜、外に出ると肌寒く秋が近づいているなと

肌で感じます。

 

会社の近くの家に百日紅(さるすべり)の木が

植えられてあります。

耐寒、耐暑に強く、花が咲く期間は7月~10月頃までで、

種類によって赤、白、ピンクの花を咲かせる木みたいです。

夏の花といえば、「サルスベリ」と言われているくらい代表的な花木のようです。

今年は猛暑でしたが

7月くらいから咲きはじめ、会社から駐車場に行く間に

咲いているピンク色の花をいつもきれいだなと思いながら

見させてもらっています。

 

本当に今年の夏は暑すぎましたが、

花を見ながら季節感を

感じるのも良いものだなと思いつつ、

もう少しで花も散ってしまい、散ってしまうと

秋から冬に季節が変わっていくんだと

感じている今日この頃です。

 

昨日、東岸和田の家の施主様が打ち合わせに

会社に来てくれました。

 

今、建築中の内部の造作家具の細かい打ち合わせの為に

来てくれました。

また、玄関ホールに設置する

ベンチの天板の実物の木を

確認してもらう為に

来てもらいました。

 

900x320x30のアガチスの一枚板です。

木目がはっきり出る板は

あまり施主様の好みではないという話だったのと、

実際確認してもらいたかったので

実物を見てもらいました。

 

メラミンで製作してもよかったのですが、

玄関入ってすぐの所、無垢の板の存在感。

味わいなど本物の良いところが

出せればと思い提案しました。

 

それ以外に造作洗面の棚板に

使うラワン材の一枚板も

確認してもらいました。

 

棚板の配置、使い方

何をどのようにして置くかなど

限られたスペースの中で一緒に考え、

希望を聞きながら具体化していきます。

無垢の加工場で確認してもらいました。

ちょっとしたところでも

一枚板の無垢を使ったりすると

家の表情が変わります。

 

実際、目で見て確認してもらって

決めてもらう。

当たり前のことですが

木の家造りの

一丁目一番地だと感じている

前田なのでした。

 

玄関ホールのベンチとして

木の経年変化も楽しみつつ愛着が湧いて、

家族のように大切に使って

もらえたらと思っています。

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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