ブログ

他の工務店の仕事をみること

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

日ごろ他の工務店の仕事を見ることは

多くないと思いますが

 

私が加盟している町の工務店ネットでは

各地域で頑張っている

工務店の現場を見に行く機会がたくさんあります

 

来月も大阪~和歌山で

ダイシンビルドさんが手がけた

高気密、高断熱の家を

見学に行く予定です

 

和歌山の高野山で宿泊して

勉強会も行います

 

見る機会があまりない中

他の工務店の仕事を見させてもらえることは

毎回 いろんな きずきがあります

 

どちらにしても 同じような特徴のない家であれば

見に行くこともありませんし

地域地域でこだわりを持って

建築している工務店の現場を見ることは

非常に勉強にもなりますし

得られることも多いです

 

そのこだわりが

自分に合うか 真似するかは別の問題ですが

なにかに特化して建てていることは

共通しているので

自分の工務店の立ち位置を

図るために

出来るだけ行くようにしています

 

 

本日は イケダコーポレーション主催で

奈良の橿原まで高気密高断熱で

木の繊維の吹込み断熱を施工している

工務店さんところを見学させて頂きました

 

キノハウジングさんというところの会社でした

イケダコーポレーションの断熱にも興味があって

行ってきました

断熱の性能の数値では現れない

密度が高く蓄熱性能が高い断熱を

体感する機会だったので

良かったです

和歌山と違い奈良は盆地になっているので

気温38℃あり非常に暑かったですが

2階に上がった時に木の繊維の断熱材の

断熱性にはやっぱりすごいなと

感心しました

 

昔は私も木の繊維の断熱材を使っていましたが

国産品の密度60Kの商品です

その国産品をつくっている会社が

やめてしまったので

撤退したいきさつがあります

いいのはわかっていましたが

ドイツ製の為 コストもかかるので

諦めましたが

 

今回の木の繊維の吹込みは

ドイツ製のシュタイコという

メーカーの断熱材です

 

コストと性能

従来の断熱材では冬の寒さを防ぐ熱伝導率の数値が重要視され、

比熱容量にはあまり注目されていませんでした。

しかし、日本の蒸し暑い夏を快適に過ごすには「比熱容量」こそが最も重要なカギ

「比熱容量=夏」と「熱伝導率=冬」の考え方に

これだけ夏が暑くなると大切になってくると考えます

体感して 勉強して自社にどのように

落とし込むか

どこまでの断熱性能 気密性能を

提案できるかも

今後大切になってきますので

自社の思想をもっと突き詰め

今まで以上にやっていこうと

考える前田でした

帰りに現場近くの今井町に

国の重要伝統的建造物群保存地区

見に行ってきました

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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