ブログ

工務店のこれから

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

建築関係の情報誌に新建新聞社という

メディアがあります。

建築に携わらないと耳にすることはないと思います。

 

建築の事、町の工務店にいろんな情報を

教えてくれる新聞社になります。

 

私も、かれこれ8年位購読して

日々の情報を仕入れるために

読んでいます。

登録もしているので

私の携帯に倒産情報もよく送られてきます。

ほぼ毎日、どこかの都道府県で

同業者が倒産しているのがわかります。

 

今回、新建新聞社から送られてきた

【工務店のための危機突破読本2023

リスクをチャンスに変えよ】

を、2日かけて熟読させてもらいました。

 

本の内容の一部で優先順位が高い

10個のリスクが取り上げられていました。

1   技術力不足

2      受注難

3   インフレシフト

4   人材不足

5   ブラック化

6   未来創造

7   財務悪化

8   経済・景気の変化

9   顧客の変化

10  法制度の変化

 

10個のキーワードで

これから起こる建築関係の

リスクに対しての解消法が書かれています。

 

コロナ禍が終わり、コロナ前のような

日常が戻ってきたらいいなと

思っていましたが、

3年間続いたコロナ、

日本人の考え方など

今までとは違った価値観、

働き改革、住宅の高性能化、

特に法制度の変化は

建設業に対しては毎年のように

手を打っていかなかければ

ならないことが続きます。

 

ネガティブな考え方を持ってしまうと

もう今後やっていけないと思い、

諦めて倒産というパターンも

多いのかなとも思っています。

 

経営者として、

手を打って進めていく事が

課せられた使命だと私は思っています。

 

時代の波に呑まれることなく、

集客、会社の財務、事業継承のこと、

働き方改革も自分自身で考え、

方向性を示していかないといけません。

 

実際、同業さんからは新築の仕事が

受注出来ない話をよく耳にします。

 

この状況を責任にして、

何もしないでじっとしていては

どうしようもないと感じています。

 

守りと攻め、上手にバランスを取りながら、

会社のスタッフさん、協力業者の皆さんと

力を合わせ、色んな課題に取り組み

事業を続けていけるように、

頑張って方策を立てて

いかなければと、

本を読みながら

自分自身に問いかけた

前田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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