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思いが伝わらない

和歌山や南大阪で地産地消の家、

大工さんの手刻みで建てる木の家、

設備に頼らない、建築でできることを

考えて、信念をもって家づくりを

おこなっている、和秋建設の前田です。

 

九州で線状降水帯の発生で大雨が続き

福岡県、大分県、佐賀県で

被害が出ているニュースが流れています。

 

線状降水帯の恐ろしいことは

和歌山に住んでいる私も

経験しているので

考えられない雨の量が降り続く

それに伴い土砂災害が起こる

普通の雨の量では

考えられないことを起こるのが

線状降水帯です。

 

発達した雨雲が数時間にわたって

ほぼ同じ場所を通過、停滞し大雨が続く状態で

ここ最近では、全国どこで発生しても

おかしくない

気象状況になっています。

 

雨がいつもより少し多く降る位

などと考えてはいけません。

 

避難できるのであれば早めの避難を

心がけ、命を守る行動を

取ってもらえるよう

願っています。

 

昔はこんな雨の降り方したのかな

とも思い返したりしますが

今の異常気象はおかしいくらい

昔とは比べ物にならない

被害を及ぼします。

 

地球温暖化が原因だとは

思いますが

何か手を打たないと

今後も自分たちの子供や孫の代に

もっとひどくなるのでは

と思っているのは

私だけではないと

考えています。

 

仕事をしている上で様々な

出来事や色々な人達との

出会いがあります。

 

自分の思いをお話しても

どうしても伝わらないことや

立場が違う上で

理解してもらえない

事柄も多くあります。

 

例えば、私がこんなに説明してるのに

普通に考えたらわかるやん

と思っても、わかってもらえる話、

もらえない話、仕事上でお付き合いしている

皆さんや金融機関さん含め

感じることもあります。

 

落ち込むことも多く

この一週間、へこんでいる自分がいました。

 

相手を変えるのではなく

尊重して自分の意見が伝わらない場合は

しようがないと考えるのも

ひとつの考え方だと

思う今日この頃です。

 

立場が違えば思いも違うし

考え方も違うので

交わる場合がない場合

エネルギーを使って

理解してもらうことの方が

自分自身もストレスが溜まりますし

しようがないと思う気持ちも少しは

持つことも大切だと

この一週間考えてきました。

 

和秋建設の現場の仕事を

してもらっている大工の貴志棟梁の

「こんな良い木材を使って、建てさせてもらえて

木を触らせてもらえて有難いわ」

とニコニコして柱のカンナ掛けしながら

言ってもらえたことが心の救いになりました。

 

わかってもらえる人は

わかってくれる

言葉に出さなくても

 

100%ではなく

しようがないと思う気持ちも

大切なことだと感じた一週間。

へこんだりしましたが

ポジティブに進んでいこうと

思う前田でした。

 

 

 

 

 

 

代表取締役 前田 純
株式会社和秋建設前田 純(まえだ ひとし)

昭和39年5月29日生まれ

一級建築士
一級施工管理技士
宅地建物取引士

和歌山県和歌山市生まれ

地産地消の考えのもと全国に誇れる資源の紀州材を環境に優しい自然乾燥で大工さんの手刻みにこだわり、家の中の空気がおいしいなと思える家づくりを行っています。

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